前回の続き。。リアル現在で偏頭痛の収まらなくなった「俺」そしてこれ以上は無理と判断し、更新ストップ宣言。「タイは若いうちに行け!痛感物語」はどうなるの?まず、残りのストーリーを簡単に紹介させて下さい。。親会社からやって来た新社長の「エリート」は駐在員「T
第15章
【第449話】 見えない暴力
前回の続き。。終始笑顔で去って行った「策士K」こと「Kさん」色々と思い知らされることがあった。。俺が自ら決断した前の職場、韓国企業の退職。主な理由は上司となる理不尽「MD」の考えに付いていけなくなったから。いや、そう言うと綺麗だが実際は逃げたのかも。会社
【第448話】策士K降臨(5/5)
前回の続き。。フラフラ状態の俺に「策士K」はこう言い放った。俺ちゃんも自分の望み通りに転職して心機一転毎日楽しく過ごしてるんだろ?この言葉が思いっ切り胸に突き刺さった。全くと言って良いほどそうなっていないからだ。俺も最初はKさんと同じ考えでタイに来た。絶
【第447話】 策士K降臨(4/5)
前回の続き。。久々に会った「策士K」の近況報告は止まらない。触りを聞いただけでも俺が元・職場に在籍した時とKさんの居る今では会社の環境に天地の差がある。「MD」の運転手をしなくても良い環境に変え、自分に必要なスタッフを引き抜き工場をまわす、仕事中はMDを
【第446話】 策士K降臨(3/5)
前回の続き。。流石は「策士K」としか言いようがない。自分の周りを納得できる環境にするためには少々手荒な方法を使ってでも策を駆使して実行。しかし。。最大の難所「MD」との関係はどうなのか?専属運転手と専用車がMDに与えられる様に策を練り朝の通勤や退社タイミ
【第445話】 策士K降臨(2/5)
前回の続き。。突然来社することになった「Kさん」と情報交換。Kさんの饒舌(じょうぜつ)は止まらない。俺が元在籍した職場は理不尽「MD」が原因となりあらゆる面で苦しめられ日々大変だったがその同じ職場、同じMDの元で働くKさんは何故か表情が明るいのだ。策士K
【第444話】 策士K降臨(1/5)
前回の続き。。俺と「Tさん」が「エリート」から受けた指示。。’’利益の出てない顧客を切れ’’直接言うのは無理だろうからその顧客に対し今後提出する見積もり価格を30%UPしろ。これは事実上の取引停止がハッキリわかる額。この顧客は数ある顧客の中でも好きな顧客。い
【第443話】 虚しい反抗
前回の続き。。赤字続きの会社経営。責任者となる「エリート」から出た新たな指示。利益の出ていない ’’顧客を切れ’’それが出来ないのなら今後提出する見積もりは全て過剰に上乗せして ’’お断り価格’’ にしろ、と。それを聞いた俺は初めてエリートに反抗した。俺 「
【第442話】 新たなメス
前回の続き。。先日の接待中の出来事など無かったよう通常に戻る。以前と同じく毎日険しい顔の「エリート」終わりなく続く様々な追加ルールや取り決めの嵐。それを完璧には守れないタイ人スタッフ。俺達も指導や管理はしているがなかなか根付かない。結果が出ないとエリート
【第441話】 エリート商社飲み
前回の続き。。『クラブ 雅』で重要顧客「Bさん」の接待は続く。Bさんも「エリート」もタイ人美女に囲まれ酒が進む。2人とも今の身分や地位まで昇り詰めるに小さい頃から努力や我慢をして来たのだろうが一緒に飲んでいるのは最終学歴が工業高校卒の俺。3人に共通することは
【第440話】 club 雅
前回の続き。。弊社社長「エリート」の提案で開催される2次会。その目的地に各自の運転手付きクルマで到着した。。噂には聞いていたが俺は初訪問となる『クラブ 雅』食事会は1秒でも早く帰りたい!と思っていたがその思いは入店と同時に薄まっていった。メインフロアで迎えて
【第439話】 個人指導
前回の続き。。重要顧客「Bさん」の接待が終わろうとした時。。弊社の新社長「エリート」は夜の情報収集の名目でBさんを2次会に誘うことに成功した。俺も通常なら「やったぜ!無料カラオケ!」なんて喜んでいたかも知れないが今回は重鎮2人と一緒。。今すぐにでも帰りたい
【第438話】 エリート営業活動
前回の続き。。バンコクの高級料亭『天翠 -TENSUI-(てんすい)』新社長「エリート」の重要顧客「Bさん」の接待。俺はこの場で黙って相槌を打ったり酒を注いだり言わば接待のサポート約に徹していたのだが突然Bさんが気を使って?俺に質問を振って来てあたふたしそうになっ
【第437話】 沈黙を破る
前回の続き。。「エリート」と一緒に顧客「Bさん」の接待中。。Bさんはもうネクタイを緩めたいと言った。それをキッカケに政治や世界経済や会社経営などの難しい話からざっくばらんな話へと方向が変わった。もちろん厳格エリートとお堅い?Bさんだからいきなり漫画や風〇
【第436話】 俺は何故タイに来たのか?
前回の続き。。スクンビットにある高級料亭『天翠 TEN-SUI』弊社の新社長「エリート」と通常は参加しない俺で重要顧客「Bさん」の接待の真っ最中だ。滅多に切ることのないスーツを着ての参戦。とんでも無いところに来てしまった感はあったが俺は気持ちを切り替え時間が過ぎ
【第435話】 重要顧客接待
前回の続き。。会社が新体制となってから数ヶ月。。相変わらず同じような超疲れる日々だったが俺にとって初めてのシチュエーションが訪れた。「エリート」と俺と顧客の3人で食事に行くことに。仕事中にもエリートから散々に指導を受けたうえ夜の接待対応で夜まで一緒に過ごす
【第434話】 昼の顔と夜の顔
前回の続き。。「エリート」の厳しい指示に追われまくる俺達。かなりザックリだが前話までの内容のようなことを対応しているうちに積もり積もったイライラが「ビーム」に行き、酷いことを言ってしまった俺。。肉体的にも精神的にも疲れてしまっていたのだ。しかしビームとの