前回の続き。。

「E」と深夜のパタヤ・サードロードを歩く。

俺は〇欲がMAXでもなく明日(今日)の仕事を
考えると夜更かしするのが難しいために
正直帰りたかったがEの強引さに負け今に至る。

セブンイレブンで買った物が入ったパンパンの袋と
ムーガタで余った肉の入ったパンパンの袋を下げて
Eの友達となる「N」のアパートまでやって来た。


(おっ?)


失礼かもしれないが意外にも立派なところだった。

ソイ ボンコットにある『〇〇レジデンス』

過去に何人かの夜嬢の部屋に入ったことがあるが
その誰よりも高級感がある白を基調とした建物。

これはアパートじゃなくコンドミニアムだ。

もちろん階段では無くエレベーターだった。

施設を見に行ったわけではないが直感で感じた。。

ここはプールやジムのある高級タイプ。


(Nちゃんは20歳そこそこの女のコなのに凄ぇな)
(パトロンが居るのかな?)


部屋はそんなに大きくなかったがシンプルで綺麗。

オーナーの趣味なのか家具もモダンなデザイン。


俺 「良い感じの部屋だねぇ(キョロキョロ)

E 「ワタシも一時期はココに住んでたのよ」

俺 「築何年くらいなの?」

E 「どうだろ?3~4年?」

俺 「家賃いくらなの?」

E 「5,000バーツよ」

俺 「それでこの立地や綺麗さなら良いね」

E 「でしょ~」

俺 「俺もココにセカンドルーム作ろうかな(笑)」
  「ソイ ブッカオも近いし楽しそう」

E 「あ、外国人は別料金みたいよ 555」

俺 「出たっ、そのパティーン!」

E 「お金持ちなんだから当たり前でしょ」

俺 「めっちゃ良いと思ったんだけどなぁ。。」

E 「でも、ここのネックは水圧が弱いのよ」

俺 「それ、かなり大切かも(笑)」

E 「時間帯にもよるんだけどね 555」

俺 「それ、なんとなく分かるよ(笑)」
  「あ、この肉、冷蔵庫に入れとくね」


俺が冷蔵庫に大量の肉を詰め込んでいる時、
バスルームのほうからEの「うわっ!」と言う
声が聞こえて来たので行ってみると。。


俺 「なんだこれ(笑)」


Nは今日出勤する前にヘアカラーをしたようで
手洗い場が真っ黒で床にゴミも散乱していた。

よく見るとベッド脇にも服や下着が脱ぎ捨ててあり
飲みかけのペットボトルやまだ洗ってない食器など
生活感がマックス溢れる室内だ。

まぁ、俺達が来ることなんか予想してないから
誰しもこんなレベルだろう。


E 「ダメ。。シャワーの水がほとんど出ない」


確かに目一杯ひねっても、チョロチョロくらい。


俺 「あー、ホントだね(苦笑)」

E 「どうしよ。。」

俺 「仕方がない。今日は帰るよ」
  「久しぶりにEの顔も見れたから満足したよ」

E 「ダメ」

俺 「でもシャワー出来ないよ?」

E 「そんなに早く帰らないといけないの?」

俺 「まあね」
  「でも心配するなよ、チップは渡すからサ」


Eは何やら考えごとを始めた


金が手に入ればいいんじゃないの?
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【第1話】 俺