前回の続き。。

日本人が日本人にする接待。。ラスト。

もちろんタイ人の間でも接待文化は存在する。

しかし俺が携わってきた会社限定となるが
タイ人は顧客との食事が苦手なような気もする。

どちらかと言えばプレゼント(現金含む)を好み
チャチャっと短時間で済ませるのが一般的?

そんなタイ人の部下を持つと接待での色々な話が
聞えて来るだけでなく実際に深く携わることもある。


例えば。。

以前も紹介したように会社訪問時のジュースやお菓子、
会社イベント時の差し入れ、食事会などなど。。

そしてどの会社でもほとんどやってる行事が
’’グラチャオ・ピーマイ’’ と言う日本の’’お歳暮’’ の様な
贈り物をバスケットに詰め合わせたものを持って
お世話になった方や顧客に配って周る習慣。

年末年始時期になると街のあちこちやデパートに
大量にカゴが積まれているのを見た事ないだろうか?

内容物はインスタントコーヒー、お菓子、ウィスキー、
燕の巣ドリンク、健康飲料(ブルーベリーなど)
簡単なものが多く価格帯は500~2,000バーツくらい。

これを持って顧客あいさつ周りをするのだが。。

日本人と同じく中には変と言うか横柄なタイ人も。。

横柄。。とまで言うと大袈裟かもしれないが
実際にあった話を過去も含めまとめて紹介したい。
※過去物語にあったエピソードも

弊社タイ人スタッフ。。弊タ
顧客タイ人スタッフ。。顧タ


弊タ 「年末のご挨拶と御歳暮持ってきました」

顧タ 「あ、じゃあこっちに置いて~」


見るとそこには他社からもらったお歳暮のカゴが
所狭しとズラリ並べて置いてあった。

会社の色と言うかサイズや内容物はそれぞれ。


顧タ 「再来週、会社の年末パーティーがあるんだ」

弊タ 「その季節ですよね」

顧タ 「ビンゴ大会があるんだけど景品として
    御社からも何か出してくれない?」

弊タ 「良いですよ(めんどくせ)」
   「Hatariの扇風機でも買ってきましょうか?」

顧タ 「いやー、特別賞って感じで高い物が良いな」

弊タ 「たとえば?(めんどくせ)」

顧タ 「冷蔵庫が良いなぁ。10,000バーツくらいの」
   「あ、同価格くらいのゴールドでも良いよ」

弊タ 「会社に帰って上司と相談します(チッ)」


また別の顧客では。。


弊タ 「年末のご挨拶と御歳暮持ってきました」

顧タ 「あ、ウチは酒類が受け取れないんだよネ」

弊タ 「すみません、忘れてました。そうでしたね」
   「個人で持って帰れば良いじゃないですか?」
    ※近年ではバスケットに酒類を含ませることも禁止

顧タ 「また別の機会に頼むよ」

弊タ 「承知しました」

顧タ 「あ、もう直ぐ会社の慰安旅行があるんだ」

弊タ 「じゃあ、その時までに持ってきます」

顧タ 「今回みたいにブレンド285はダメだよ」
   「最低でもジョニーウォーカー黒にしてネ」

弊タ 「。。。ク、クラップ(はい)」


ズケズケと言うのは決して日本人だけじゃない

※特に日本人上司がそういう方だと部下もそうなる傾向

これがグラチャオピーマイだ!(大袈裟)

gpup
長かった接待話も一旦完結です(*´з`)
今日もポチっと応援よろしくお願いします 
にほんブログ村 大人の生活ブログ タイナイトライフ情報(ノンアダルト)へ
にほんブログ村

ブログ「タイ若!痛感物語」を最初から読む 
1話1分程度で読めますので是非とも m(_ _)m
FullSizeRender
【第1話】 俺