2020年末。。

タイ全国で緩やかなコロナ規制継続中。。

この日はスコールではなく日本の梅雨の様に
シトシトと1日中雨が降り続く変な日だった。


顧客となる駐在員「凹さん」とシラチャで会食の
機会ができたので向かうことに ※オフ会ではない

夜のシラチャに行くのはあの事件の日以来。

※参照ポチ↓ 嫌な思い出のシラチャ

実に6年間シラチャとご無沙汰していることになる。

しかし今日までにその顧客から話を聞くところ
どうも今 ’’シラチャの夜が熱い’’ ようだ。

駐在員でシラチャ在住の凹さんは声高々に言う。。


「夜遊び好きなら絶対に来るべきだと思いますよ」
「特に来ないと損をするかもしれません!」


俺はそこまで言うなら徹底的に調査を入れるため
シラチャ中心部のデパート『ロビンソン』近くに
ホテルを押さえ、気合を入れて当日を迎えた。


日が沈んだ頃の時間にロビンソンで待ち合わせし
『姉御(シラチャ店)』で乾杯からスタート。

店内は日本人のお客さんで満席状態だった。

週末の夜を会社の同僚と楽しんだり
俺と同じく顧客を接待しているのだろう。

シラチャは日本人が多く住む街として有名。

小さな街だがバンコクに次いで日本人が多く
今では約2,500人が住んでいると言う。
※2024年現在では5,000人とも

大きな理由は主にチョンブリ県やラヨン県にある
工業団地に通勤する方々が利便性を考え
このシラチャに集まってくるからだ。

『レムチャバン工業団地』『ピントン工業団地 』
『ヘマラート工業団地』『アマタシティ工業団地』
『イースタンシーボード工業団地』などなど

このエリアに日系企業が多く進出して来ている。

家族が帯同される方も多いので2009年には
タイで2校目となる日本人学校が設立された。

。。。

バンコクやシラチャの居酒屋で食事をしていると
毎回 ’’日本に居るような錯覚’’ が起こる。

他の客も全員日本人だから日本語が飛び交う。

今居るのは座敷で座椅子&座布団に着席。

店内の障子や仕切りも日本風。

壁メニューも日本語で酒の種類も豊富。

料理の味だって問題無し。アロイマークだ。

フロアスタッフの女のコはさすがにタイ人だが
着物やハッピを着て居酒屋関連の日本語もOK。

日本人の板前を入れ創作料理を出す店もあるほど
ここシラチャにも日本食ブームが到来している。

日本人のお客さんはみんな駐在員なんだろうなぁ。。
なんて思いながら接待とは言え楽しい会食が続いた。


そして2次会は顧客行きつけのカラオケクラブへ。

ここまで全て予定通り。

向かった場所は定番『シラチャ ナコーン soi 6』

シラチャで夜遊びをすると言えばここは外せない。

カラオケ店が乱立する小さなソイ。

何度か紹介したが、行ったことがないと言う方は
ギュッと縮小した『タニヤ』通りを想像して欲しい。

夜は歩行者天国?だからクルマの通りは無い。

両サイドに建つのはタニヤのようなビルではなく
3階建てのタウンハウス。

その1階部分をカラオケ店舗に改装し営業しており
一部の女のコは上の階に住み込みしているようだ。

新型コロナ規制で国際便が飛んでいない今は
バンコクのタニヤや『ナナプラ』『ソイカ』
パタヤ『ウォーキングストリート』などの
観光客がメインの歓楽街は閑古鳥が鳴いており
「soi 廃墟」と呼んでも違和感が無い状況。


しかしここシラチャ ナコーン soi 6は違った。

まだ規制が本格化しておらず通常営業可能なのだ。

これは正に2000年初頭のタニヤの活気。

いや、それ以上。

シラチャナコーン2ndロード側から見る景色は圧巻。

各店の呼び込み嬢が多すぎて道を塞いでいる状態。

規制のため仕事ができないタニヤのカラオケ嬢も
最近はシラチャに ’’逆’’ 出稼ぎに来ているらしい。

今は需要と供給のバランスが崩れに崩れ
女のコが余りに余りまくっているのだ。


6年前に「A君」と来た時以上のインパクト。

ザっと見は100人。。いやそれ以上の女のコが
小雨の中で傘を差し、各店の前に立って客引き。

soi 6 に一歩踏み込むとその全員から声を掛けられ
変な感じの照れで直視できない久々の感覚。

同行した顧客行きつけの店にたどり着くまでに
3~4軒は「ここで飲みたいかも」と思うほど
女のコのレベルが高いっ!

チト覗いて見たい気もあるが仕方なし。。

今日は俺の責務(接待)を全うする!

しかし。。


この時点で次は何時来ようかな?とばかり考えている俺であった(笑)


シラチャとシーラチャ。。標記に悩む(笑)
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【第1話】 俺