前回の続き。。

初入店となったジェントルマンズクラブ『007』
※Gentlemen's Club。。以下、GC

ここで俺はいきなりの光景に度肝を抜かれた。

だって前情報や過去経験と全く違うんだもの。

気に入った女のコが居れば奥のカーテン部屋か
2階の部屋へ、とHPには書いてあったのだが。。


（出入り口の真横でマジかよっ ）


※詳しくは前話のディレクターズカットを参照。


しかし！
こんなことで調査を止めるわけにはいかない！

俺はビビった内心を悟られないよう口角を上げ
余裕の表情で眉毛をクイっと持ち上げて見せ
「こんなの当たり前の光景」と言わんばかりの顔で
ご奉仕されている欧米人と謎のグータッチをし
一番奥の端となるカウンター席へ着席した。

そして遠目からその欧米人の様子を伺う。

いつも俺は「GCに集まる輩は変態紳士～♪（笑）」
なんてキャッキャと軽～～く言ってるが
軽々と変態を名乗ってはいけないのかもしれない。。


コーラごくー (*/◎\*)


直ぐに俺の元にも女のコが売り込みに来た。


嬢　「あら？アナタ見ない顔ね？」

俺　「初めて来たんだ」

嬢　「横に座っていいかしら？ 」


俺はあの欧米人の姿の真相を聞くため
この嬢に一杯提供することにした。


俺　「あのファラン凄いね（苦笑）」

嬢　「アナタも同じ様にしたいの？ 555」

俺　「いやっ、俺は恥ずかしいよ（笑）」

嬢　「じゃ、上の部屋に行きましょ？」

俺　「いきなり？（笑）」

嬢　「奥のカーテンルームなら500よ」


流石のプロ嬢。。

話の流れが速い。

タンタンッと物事が進む。

ここではダラダラ飲まれるよりもSPに持ち込み
回転率を上げることが大事なのだろう。

しかし好みの女のコに当たればそれでも良いのだ。

モタモタしてると他の客の所へ消えていく。


が。。この女のコは俺のタイプじゃなかった。


その後、2～3人が俺の所へ挨拶に来てくれたが
どのこもイマイチタイプじゃない。

田舎のおばさん か ポッチャリお猿さん。

前に紹介した初『キンナリープレイス』状態。

’’パタヤクオリティ’’ を改めて痛感する。

入り口で欧米人のお相手をしている女のコも
ノリは良い（←良すぎｗ）が、明らかに30代。

今日は良いコに出会えなかったな。。

やっぱりGCってハズレが多い。。


ふふ。。しかし心配することはない。


最初に説明した様、ここはGC密集地帯。

今居る007の壁の向こう側には別の店舗がある。


俺は残りのコーラをイッキに飲み干した。


滞在時間は約10分だが何の問題も無い。

遠慮もへったくれもなし！

GCはこれでよしっ！

良いものを見させて頂いたことにお礼を込めて
このコにチップを弾むとしようじゃないか。


俺　「チェックビン（キリッ）」


ハシゴ調査開始だ！


まだまだ奥が深いGCであった。。
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【第1話】 俺