前回の続き。。
工場見学の帰り道。。俺のクルマから異音発生。
高速道路上だがクルマを路肩に寄せて確認すると
右前のタイヤはペッタンコでパンク状態だった。
俺 「あぁ。。やっちゃいました(汗)」
W 「俺さんの責任じゃありませんよ」
「サッと交換しちゃいましょう」
俺 「申し訳ありません。。」
S 「工場の前に釘でも落ちとったんかいな?」
「おっと!そこまでは管理できんで。ヒヒッ」
W 「私は後続車に手を振って避けるように
合図を出します」
俺 「交換は直ぐ終わりますのでお願いします」
S 「こう言う時は助け合いや。手伝うわ」
俺とSさんでテンパータイヤへの交換作業。
流石に大の大人が3人居ただけあって
タイヤ交換はものの15分程度で終わり
再びバンコクへ向けて走り出すことができた。
ブォォーーーー・・ン・・
皆で協力して補助タイヤに交換することで
一致団結感が生まれたのか? 気分転換になったか?
元々皆が何か話すタイミングを探していたのか?
とにかくこの事件をキッカケに少し和やかムードに。
S 「バンコクに戻ったら親睦会やな?」
俺 「外は暑かったからビールが美味いでしょうね」
S 「ワシはこれだけを楽しみに今日来たからな」
俺 「Sさん、ホントに飲み会が好きですね」
S 「まぁな。。ん?」
「なんや?この臭いっ?」
俺 「ホントだ。。臭いますね」
S 「さっき誰か犬のウ〇コ踏んづけたやろ(笑)」
俺 「高速道路にウ〇コは落ちてないでしょう?」
S 「いや、たまに敷かれてるの見るやん?」
俺 「あぁ。。確かに。。」
S 「2人とも、ちょっと靴底見てみ?(笑)」
W 「俺さん。。申し訳ない。。」
俺 「あっ、Wさん踏んじゃいました?(笑)」
S 「おっちょこちょいやのぉ。ヒヒッ」
俺 「気にしなくて良いですよ。マットですから」
W 「。。漏らしてしまったかもしれない」
俺 「えっ??」
W 「エアコンの効いた車内から猛暑に出たから。。
か?。。急に。。腹の具合が悪くなって。。」
S 「え!屁ぇじゃないん??」
W 「濡れてる感じあるから。。おそらく実も。。」
S 「俺さん!!」
「窓全開でバンコクまで急ぐんや!!」
「Wさんはしっかり肛〇閉めとくんやで!」
ドッ ギャァァァアアーー!!(イニD風)
約30分後、トンローのホテルに到着。
しかしWさんの腹痛は波があるようで
まだ完全には収まってないようだ。
エントランス前でダッシュ気味でクルマから降り
トイレに駆け込むWさんが去り際に言った。
W 「俺さん、Sさん、申し訳ないっ」
俺 「うわっ、もの凄い汗ですよっ」
W 「今日の親睦会はキャンセルで(汗)」
俺 「ホントに大丈夫ですか??」
W 「波があるけど少しマシになっ。。」
「。。。うっ、来たっ(涙)」
俺 「急いでトイレに行ってください!」
W 「シート汚れてたらクリーニング代を払うから」
俺 「今は構わず行ってください!」
W 「無念。。また連絡するよっ」
ダーーーーーッシュッ!!
その後ろ姿を見ると白いスラックスのケツの部分は
薄く茶色い線のシミが付いていた?。。様に見えた。
(Wさん大丈夫かな。。)
しかし。。
S 「ヒィ~ッヒヒヒヒヒッ!(笑)」
「大の大人が漏らしてヤンの(笑)」
「ワシに偉そうに言ったくせに」
「C国らしいゲ〇漏らし支社長(笑)」
「キャキャキャキャキャッ(笑)」
「俺さんのクルマは下痢カーや(笑)」
この男、病人に対しても容赦なし。。
ロクデナシS。。
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1話1分程度で読めますので是非とも m(_ _)m
【第1話】 俺
コメント
コメント一覧 (4)
残念。最後まで決めて欲しかった。
でも人間だもの。これはこれで人間味あり親近感覚えますね^ ^
俺さんは二人に挟まれーの、クルマはパンクしーの、うんこ漏らされーの、踏んだり蹴ったりでしたね^_^;
ドンマイです!運は味方しますよきっと!^ ^
しかし…このSって奴は好かーん!
芯から性格曲がってますね!
悪魔や。本当嫌い。
俺
がしました
あっちゃ~「Wの悲劇」もとい、Wさんやっちゃいましたね(;^_^A
辞退引き止め中の俺さんはともかくあのSの前での失態、一生の不覚でしょうね(>_<)
そして予想通りのリアクション…
パンクタイヤの交換で少し違う方向に行くのかと期待しましたが(;^_^A
一瞬関西人特有の笑い飛ばしての逆の思いやりかとも思いましたが俺さんはその時どう思いました???
でもWさんには申し訳ないですけど相当漫画みたいな展開になってきましたね(笑)
俺
がしました
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