前回の続き。。

社長がカラオケ嬢に上手く利用されている可能性。。

俺と「Sさん」の中での騙され確率。。

ズバリ 100%

しかしこのことについて、もうひとりの現地採用者
Sさんは「放っておけ」と言う。

確かに今日が初対面。。

社長のプライベートにツッコむのも少々変だ。

ましてやそれに対して俺が助言をするなんて
社長からすると「はぁ?お前何様だ?」だろう。

もちろん擬似恋愛大好きな俺もタイに来た当初
同じ様に女のコに騙されたことはある。

それが分かった時は辛かったし反省もした。。

しかしつい最近「福さん」の件もあったから
社長にだけは助言と言うかタイ夜嬢あるあるを伝え
深みにハマらないようにしてあげたかったのだが。。

。。。

社長は俺とSさんがトイレから戻ってきても
ソファーで「スノー」とイチャイチャしていたが
こちらに気付きハッと我に返ったように言った。


社長「2人でトイレ行くって気持ち悪いな(笑)」

S 「いやいや、これから大事な時期でしょ?」
  「俺さんと打ち合わせみたいなものを(笑)」

社長「私の悪口を言ってたんじゃないのぉ~?」

S 「そんなことおまへん。な、俺さん」

俺 「あたりまえですよ 


社長は女のコにうつつを抜かしているだけじゃなく
ちゃんと君達のことも見ているんだぞ!と
言わんばかりの発言と態度を見せたと思ったが
また直ぐにスノーと2人の世界に入って行った。
※スノー。。以下、雪

社長の声が異常にデカいため聞きたくなくても
耳に入って来る情報の数々。。


社長「あれ、前に買ってあげた指輪してないね?」

雪 「仕事中は外してるのヨ」

社長「他の客に色目を使ったら駄目だぞ(笑)」

雪 「馬鹿ね。アナタだけよ♡」

社長「明日のデートの時は付けて来なよ」

雪 「う、うん。。」


前回会った時から2ヶ月後に再会した今日までに
既に売られているであろうゴールドの指輪。

きっと明日のデートは同僚ちゃんにでも借りて
誤魔化すのであろう。。ゴップのように(苦笑)

※参照ポチ↓  良い思い出だなぁ。。ハハ。。※遠い目


Sさんも「社長の事は放っておけ」と言ってるし
他人のことにクビを突っ込むのも良くないと考え
この場では社長に何も言わないままお開きとなった。

ちなみに今いる『Club 雅』は高級店のため
バンコクに点在する一般的なカラオケ店の様に
女のコの持ち帰りシステムはない。


社長「今日は楽しかったよ。タクシー呼んでくれる?」

ママ「承知いたしました」

社長「スノー、明日は同伴出勤だからな(ニヤッ)」

雪 「ありがとう。楽しみっ♡」

社長「そうだ。俺さんは部屋がオンヌットだから
   私と一緒にタクシー乗って帰るかね?」

俺 「あ、そうしてもらって良いですか?」


タクシーが来たので店のエントランスに移動。

社長はスノーとお別れのハグをしていたから
俺は先にタクシーに乗り込むことにした。

今から社長と2人きり。

今日の面談はイマイチ不完全燃焼だったため
最後の個人アピールができる絶好のチャンス!

なんならスノーのことについても少し助言。。


その時っ!!


俺 「痛ててっ


俺がタクシーに半分以上乗り込んだところで
Sさんに腕を引っ張られ、降ろされてしまった。


S 「何を社長と同じタクシー乗ってんねん」
  「失礼やと思わへんかぁ?」

俺 「(一理ある)確かにそうですね(汗)」
  「でも誘ってくれましたから。。」

S 「俺さんは社交辞令知らんのかいな?」
  「ワシらはそんなレベルちゃう、アカンよ


そう言われるがままに社長だけ乗ったタクシーを見送った


ある意味正解の引き留めなのは間違いない。
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【第1話】 俺