前回の続き。。

俺の転職先の面談当日の夜。

2次会?3次会?として社長の行きつけだと言う
トンロー『CLUB 雅 -MIYABI-』にやって来た。


女のコ達「サワディ~カーーーァ♡」


相変わらずここは豪華で女のコのレベルも高い。

席に案内されると直ぐ「Sさん」が動いた。


S 「さぁさぁ社長っ!こっち座ってください」
  「直ぐスノーちゃん来ますからねっ」

社長「久ぶりだなぁ、元気にしてるかなあ?」

俺 「社長、ここ(雅)は良く来るんですか?」

社長「前々回にSさんに教えて貰ったばかりだが
   もう4回?5回ほど来たかな(笑)」

俺 「そう言うことですね」

社長「俺さんは駐在員じゃないから、なかなか
   こんな高級な所は来れないだろう?(ニヤ)」

俺 「まぁ、そうですね。。(また言った)」

社長「でも今日はお祝いだ。パーっと行こうよ」

俺 「ありがとうございます(俺の雇用条件。。)」

S 「社長っ!スノーちゃん来ましたよ~!」

社長「おぉ~、スノーーーォ(ハグッ)」


この時から社長は鼻の下が伸び切っていた。

よく漫画などでこう表現されることがあるが
本当にリアルで伸び切っていた。

目と頬の肉が垂れ下がりデヘヘとなっている社長。

よく考えればさっきの小料理屋での面談終盤からは
この「スノーちゃん」のことしか考えていなかった?
と、思うような会話の噛み合わなさも多々あった。
※スノー。。以下、雪


雪 「社長サン、サワディーカ~♡」

社長「さ、さ、横に座って~(デレデレっ)」

雪 「元気ですか?」

社長「きのうもLINEしたでしょう(笑)」

雪 「毎日話したいの♡」

社長「そうか!そうかっ!(笑)」

雪 「今回はいつまでタイに居るの?」

社長「4日間だよ」

雪 「じゃあ4回会えるネ♡」

社長「毎日ここに会いに来いってかあ?(笑)」

雪 「当たり前でしょ?ダーリンなんだから♡」

社長「やっぱり可愛いなぁぁ(デレレッ)」


社長と雪の2人でも話が弾んでいるようだから
俺とSさんも同じBOXに座ってはいるものの
暗黙に少し距離を置いて2人きりの空間を提供。

俺は俺なりにこの場を楽しめば良いと考えていた。

しかし、軽くで良いから重要ミッションとなる
雇用条件は問題ないですね?の確認をしたく
社長が一呼吸空くタイミングを伺っていた。

。。。

ここで俺があまりにも耳を傾けすぎていたからか?
聞こえてくる社長と雪の会話や接する態度から
ある違和感を持ってしまう。


雪 「この間はお金(送金)ありがとう♡」

社長「あれでOKだった?」

雪 「お母さんもお店を続けることができた」

社長「いつでも私がチカラになるよ」

雪 「(社長に腕組みギュッ)大好き♡」

社長「(デレっ)Sさん、俺さん、カンパイだ!」


俺 (送金?。。お母さんのお店?。。)


少し前に見た光景がデジャブのごとく目の前に出現


果たして俺の予感は当たっているのだろうか。
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【第1話】 俺