前回の続き。。

面談は「Sさん」の乱入?より強制終了した。

社長に俺の提示する雇用条件を承認して頂き
スッキリ気分で転職決定!としたかったのに。。

不完全燃焼。。

でも、夜の会食の席でチャンスがあれば話そうと
気分を切り替え、オンヌットの部屋に一旦帰宅。

久しぶりにタイのフリーペーパー ’’WiSE’’ を見て
雰囲気のよさそうな会食の場を探すことに。

しかし面談の時のことを思い出すとイライラが。。

(Sさんがいつも取ってる店じゃダメなのかよ)
(なんか押し付けられた感があるなぁ。。)
(おかげで雇用条件の話もできなかったし)
(ま、仕方ないか。。これも新人の仕事だ)
(あれ??新人って認めてるってことは
 心の中では採用を欲しがってるのか?)

俺は指示されたとおりトンロー通りにある
小洒落た小料理屋を押さえ、夜の会食に向かう。
※本当に美味しいので店名を紹介したいですが。。残念


18時40分。。俺は少し早めに入店。


俺も初めて来る店だが、選択は正解だった。

騒がしくなく、広告の写真で見た通りの雰囲気で
どことなく家庭感もある関西系の小料理屋。

カウンターでは日本人の店主が仕込み中で
軽く雑談させて頂いたあと2階に案内してくれた。


店主「ここでお待ちください」
  「お茶、お持ちしますね」

俺 「ありがとうございます」


ザ・丁寧!

個人的にカウンター席でしっぽり食事したくなる。

「良い店だなぁ~」なんて、ほっこりした思いの中、
座敷でケータイを弄りながら2人を待つこと十数分。

。。なんとも下品な声が下から聞こえて来た。。


ガラガラガラガラーーッ!


S 「こんばんはー!予約してた ’’俺’’ で~す!」

店主「あ、どうぞ。お連れ様はお2階でお待ちです」

S 「2階かいな?」

店主「階段、そちらの奥からです」

S 「よっ!ほぃっ!えいさっ!おいしょっ!」
   ※こう言いながら一段ずつ階段を上がってきた

S 「お疲れ~いっ!ゴメン!待った??(笑)」

俺 「いえ、さっき来たところですよ」

S 「社長がな?MPで延長したんよ!ヒヒッ」

社長「いやいや(笑)それSさんでしょう?(笑)」

S 「社長にゆっくりして貰おうと考えた
   僕なりの思いやりですがな~。ヒヒヒッ」


2人とも顔の色ツヤが良い。

MPでサッパリしてきたのだろう。

なんならロビーで一杯ひっかけて来ているようだ。

社長もSさんに無理やり連れて行かれた的な
オーラや雰囲気を醸し出しているが実際は違う。

そういう体(てい)にして楽しんでいるだけ。

Sさんが強引だから仕方がない、と。

しかしそんなことは俺にとってどうでも良く
夜ミーティングを成功させることが最優先。


S 「お、ちゃんとタバコが吸える席やな」
  「さすが俺さん!見込んだだけはある(笑)」

俺 「昼の面談の時、ここタバコ吸えないの?って
   言ってましたから、吸うんだろなぁ、と」

S 「社長!ええコ見つけて来ましたなぁ(笑)」

俺 「関西料理ってとこも意識してみました」

S 「ええな!そういう気遣いができるんは
   ポイントアップよぉぉ~(笑)」
  「合格やっ!」


このSさん、本当にこんなノリなのだ(苦笑)


ここに就職するのやめよっかな(苦笑)
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【第1話】 俺