前回の続き。。

「良い話があるので聞いてみませんか?」

こう電話で連絡をくれた方は俺が韓国企業在籍時に
少し繋がりのあった男性「Jさん」(仮名)

どうやって俺の今の状況や電話番号を知ったのか
このときは全く考えもしなかったが
タイで仕事をしてると業界内で情報が回るのは早い。

今回の様に誰々が会社を辞めるらしいから始まり。。

・株式会社〇〇がデカいチョンボをした
・〇〇工業がタイに進出して来る
・〇〇コーポレーションが倒産する
・〇〇さん日本に帰ったらしい。。などなど

さて、今回のJさんの電話の要件とは?


J 「辞める?辞めた?とウワサで聞きまして。。」
  「俺サン、良い評判だから直ぐ連絡しました」

俺 「そう言われると素直に嬉しいですね(笑)」 

J 「簡単に言うと ’’転職先の紹介’’ です」

俺 「おぉ、ありがとうございます」

J 「もう次、決まっちゃいました?」

俺 「いえ、まだですけど」

J 「よかったぁ~(歓喜)」

俺 「でも条件や場所がマッチすればですが。。」

J 「もちろんそうですよね!」
  「どうですか?この話、詳細を伝えたいから
   久々に ’’一杯’’ 行きません?」

俺 「わぁ、良いですね!」
  「情報交換も兼ねて会いましょう」


俺の携わる自動車産業関係に限定すれば
タイ国内で就職氷河期は無いのかもしれない。


今後、数年以内に中国の自動車メーカーも
本格的に進出してくると聞いているので
上手く渡り歩けば路頭に迷うことはない。

甘く考えていてはいけないのだが。。

ちなみに痛感物語内で度々話題に上がるビザ問題は
次の会社が決まるまでは「BIG」が残してくれ
余裕を持って就職活動ができる状態だ。


と、言うわけで。。


俺は数日後に顔を見るのは約5年ぶりとなる
Jさんとプラカノン地区にある居酒屋
『ぼっけぇ』で食事をすることになった。

当日19時前に到着すると既にJさんは
店の前でタバコを吸いながら待っていた。

頭髪バッチリ、カッターシャツにスラックス、
社員証と思われるストラップを襟首に掛け、
小型ノートブックが入るだけの小さな鞄を持った
いかにも ’’ザ・ビジネスマン’’ なシュっとした格好。

今の俺とは大違いだ。。(苦笑)

Jさんは俺が韓国企業に在籍していた時に
勤めていた会社を辞め、今の会社に転職したことは
風のウワサで耳にはしていた。

俺と同じく現地採用だが駐在員同等の雇用条件で
今はタイとシンガポールの営業担当をしていると
この間の電話で事前に教えてくれていた。


ぼっけえの2階の座敷席で話をすることに。。

軽く挨拶と乾杯からスタート。


J 「すみませんね。呼び出してしまって」

俺 「いえいえ、暇ですから(笑)」
  「しかも就職先のあっせん大歓迎ですよ(笑)」
  「人を探している会社があるんですか?」

J 「単刀直入に言うならば今私が在籍する会社
   行って欲しいのです」

俺 「’’来て欲しい’’ ではなく ’’行って欲しい’’?」
  「一体どういうことですか?」

J 「ちょっと言いにくい話なのですが
   実は私。。転職を考えていまして。。」


この男、自分が辞める会社に俺を引っ張ろうとしていたのだ


この話に乗る?乗らない?どちなんだい?の~・・
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【第1話】 俺