前回の続き。。

完全に騙されていると思われる「福さん(仮名)」

俺も責任を感じて彼女はやめたほうがいいことを
伝えるのだが、全く聞く耳を持って貰えない。

このあとも同じ様に「プリン」が福さんに対し
「弟がバイクで事故ったとか「親が手術する」とか
テキトーにウソを言って金を吸い取り続けるだろう。

恋は盲目状態になると危険なのだ。


福 「俺さん。アドバイスはありがとうございます」

俺 「彼女も100%全部がウソじゃないと思いますが
   タイではその手の話はよく聞くことです」

福 「でも私は彼女を信じます」
  「この1ヶ月間だって毎日LINEをしてます」
  「直ぐに返信だってあります」

俺 「それは凄いことですが。。」

福 「何故私がここまで折れないか教えましょう」
  「実は次回のタイ訪問はプリンの実家に行って
   ご両親に挨拶することになっているからです」

俺 (そのパターンもあるあるです。。)
  (もう何も言いませんが。。)

福 「驚きました? 嘘なんてあり得ないでしょう?」
  「だから私はプリンを信じているのです」

俺 「福さん、またタイに来られるんですね」

福 「仕事が忙しいから2ヶ月後ですが。。」
  「次は正式にプロポーズをしようと思います」

俺 「それは大変おめでたいことですが。。」

福 「あ、まさか俺さんも私のことが羨ましいから
   プリンと別れたほうが良いと思ってるんじゃ?」

俺 「い、いえ。。」

福 「俺さんに彼女が居ないのは自分の責任ですよ」

俺 (本当に失礼な奴だな)

俺 「福さん。。一旦落ち着きましょうよ」
  「これからも何度かプリンちゃんに会って
   様子を見てからでも遅くないと思いますよ」

福 「自分でも少し焦っているのはわかります」

俺 「深呼吸しましょう」

福 「でもプリンをこのまま放っておくと
   もっと悪い方向に行くかもしれません」
   2度とバーでフリーランスなんかしなくても
   生活できるようにしてあげたいのです」

俺 「いや。。ですから。。」


福 「プリンの不幸は私が断ち切ってあげないと
   人生がダメになってしまうのです!」



福さんは ’’謎の使命感’’ に犯されいる。


悪い言葉で言うと「頭中お花畑かよ」と思うが
これが福さんの生き方、考え方。

俺だって周りが見えなくなって暴走したことが
過去に何度もある
※過去の痛感物語参照(苦笑)

だからこそ反省をしてアドバイスができるのだが。。

もし当時の俺に同じようなアドバイスをしてくれる
仲の良い方が居たとしたらどうだっただろう。。?

福さんレベルではないが聞いてなかっただろう。。

それでも今は全てが良い思い出と思えるのだから
きっと福さんだって。。


後日、一通のLINEメッセージが送られて来た。


お疲れ様です。福です。
恥ずかしながら俺さんの言う通りでした。
先日バンコクで彼女と再会しましたが
結婚の話をすると「出来ない」と言われました。
もちろん「一緒に実家に行くこともない」と。
更に彼女には歳の離れた弟が居ると聞いていて
LINEのビデオ電話にもよく映っていたから
とても仲が良い姉弟だなぁと思ってましたが
それは実の息子でした。
「子供は居ない」とずっと言ってましたが。。
まだ22歳なのに6歳の子供が居るとは。。
私が援助したお金も息子の為になってると思えば
まだ救われます。。
最後にLINEステッカーでByeByeと送られて来て
それに返信をしましたが既読にならないから
きっとブロックされたのでしょう。。55

※555は日本でいう「www」と同じで
「笑う」という意味。

※タイ人はLINEスタンプでなくステッカーと呼ぶ。

短期間でこの使いまわしを普通にすると言うことは
かなりプリンとやり取りをしていたと思われる。

そして最後の最後に本当のことを言った?プリン。

いや、真実はわからない。

息子が居ることも嘘八百で実際は貰った金を
バーホストに金を注ぎ込んでいる可能性もある。

新しい旦那や、新しい彼氏が存在する可能性も。
※俺はこれだと思う

しかし福さんがあまりにも真剣なことがわかり
プリンも引いてしまった。。いや、良く言うなら
彼女の優しさで自ら退いた、という所だろうか。

この一連の出来事に勝ち負けを表現するなら
俺的にはドローだと考える。

プリンからの猛攻撃にダメージは食らったが
福さんのピュアな心で長期戦にさせなかった。

しかも最終的に彼女に白旗を挙げさせており
ある意味では勝ちかもしれない。

。。。

長文LINEのあと、直接会話することはなかったが
ある時、ふと気が付けば ’’退室’’ となっていた。


福さんが本当の福を掴をつかめるよう祈ります


8話に渡って紹介した一連の流れ。。
皆さんも思い当たるフシはあったでしょうか。。
タイ夜遊び好きの誰しもが必ず一度は通る
タイ人女性(夜嬢)との初めての出会い。。
そんな時も恋は盲目状態にならないように
タイでのナイトライフを楽しく遊びましょう。
※ア~~ンド飲みすぎ注意(笑)
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【第1話】 俺