前回の続き。。

ラオスの『タイ大使館』に再度やってきた俺。

ビザ申請は2回目だから自分で申請用紙に記入し
提出することを考えてタイ大使館に来たのだが
前回世話になった代筆屋(代書屋)のオッチャンが
俺のことを覚えており、また依頼することにした。

ちなみに俺はこの時までに金髪ヒゲ面だったが
パスポートと身なりがあまりにも違うため
審査が。。とビビッて元の容姿に戻していた(笑)

。。。

オッチャンのマシンガントークに付き合いながら
10分ほどして申請書類が書きあがった時
オッチャンは俺に ’’ある助言と提案’’ をしてきた。
※代筆屋のオッチャン。。以下、代


代「今回は早く来たから整理券は必要ないナ」

俺「前回のアドバイス通りにしました(笑)」

代「けどな俺サン? このビザランはマズいかもよ」

俺(ギクッ 
 「確かに聞いたことはあります」

代「この欧米人のパスポート見てみ(スッ)」

俺「?」

代「ここ(指さし)赤いハンコが押されとるやろう」

俺(ビザシールの横に英語で何か書いてあるな。。)

代「これはビザランしてる悪い奴に警告するため
  ’’次回はビザが取得できません’’ の意味や

俺「マジですか?(やっぱ厳しくなってるなぁ)」

代「俺サン、このハンコ押されたら困るやろう?」

俺「絶っっっ対に嫌ですね。。」

代「次にタイから出たらもう入国できないかもよ?」

俺「いえ、ホントに今回が最後と思いm。。」

ノーノー(強め)
 「そんなことは誰にも分からんよ」

俺「まぁ確かに。。(今回も実際来てるし)」

代「それに、今後イミグレーションを通る時に
  毎回目を付けられて面倒臭いことも多いヨ」

俺「(それは困る!)でも、どうすれば。。」

代「ワシな?そこの大使館に知り合いが居るんや」
 「この後、この欧米人のパスポート持って
  申請が通るよう掛け合いに行くんや。。」

俺「なるほど。。そう言うことですか」

代「俺サンもクチ聞いたろか?」
 「1,000バーツ、どや?」

俺(ま、またか。。)


しかし俺は前回以上に悩んだ。

【俺脳内】
今回、警告ハンコが押されても仕方ないとしても
今後、就職して海外出張や一時帰国もあるだろう。。
その度に警告ハンコが悪影響を及ぼして
イミグレーションでいちゃもん付けられたのでは
洒落にならない。。
タイならタイ語で何とかなるけど日本以外の国で
英語で受け答えする、なんてことになった日には
「何だコイツ?外国に来て英語も話せないの?」
「警告ハンコも押されてるし何か怪しいぞ。。」
と、’’別室行き’’ になることもあるかもしれない。。

想像しただけでゾッとする。

俺はイミグレが大嫌いなのだ。


俺「。。。」

代「早く決めて申請しないとまた遅くなるぞ」

俺「でも。。」

代「?」

俺「自分の責任だから。。大丈夫です。。」

代「お?どうなっても知らんで?」

俺「一か八か行ってきます」

代「そうだな。。ハンコは100%じゃないもんな」

俺「判子を押されてしまった時に考えます」

代「そうか。その考えもアリや(ニヤリ)」
 「グッドラックやで、俺サン」

俺「はぃ。。ありがとうございます。。」


。。。

このあと俺は無事にビザ申請を済ませたのだが。。

警告ハンコが押されるか否かは
神のみぞ知る。。
(おっちゃんも知る)


明日パスポートを返して貰うまでの24時間が気が気でない

※俺は学習できるオトコ。 前回より大幅アップのNo.006!
IMG_5377


警告ハンコは押されるのか?押されないのか?
今日もポチっと応援よろしくお願いします 
にほんブログ村 大人の生活ブログ タイナイトライフ情報(ノンアダルト)へ
にほんブログ村

ブログ「タイ若!痛感物語」を最初から読む 
1話1分程度で読めますので是非とも m(_ _)m
FullSizeRender
【第1話】 俺