前回の続き。。

終始笑顔で去って行った「策士K」こと「Kさん」

色々と思い知らされることがあった。。

俺が自ら決断した前の職場、韓国企業の退職。

主な理由は上司となる理不尽「MD」の考えに
付いていけなくなったから。

いや、そう言うと綺麗だが実際は逃げたのかも。

会社で自分の置かれた環境を変えようとせず
流されるまま過ごしていた。。

所詮は会社の歯車のひとつ。。言われたことを
キッチリやっていれば自然と成果が出る。。と
思っていたが全てがそうでは無い様だ。


そして今また転職先の日系企業でも同じ様な状態に。

トップである「エリート」と考え方の大きな違い。。

でも言われた通りにやるしかなくなっている毎日。。

最近ではその要求レベルも高い。。

ここ最近で一番キツかったのは
長い付き合いとなる顧客にコストアップの提示。

しかも常識外れとさえ思える大幅アップ率。

先日「Tさん」と訪問説明に伺った。

顧客は俺達の説明と作った資料に目を通すと
「ウチとは取引できないと言うことですね?」と
ハッキリ且つ修復不可能とも取れるような回答。

Tさんも俺も「エリートが決めたことです」と
逃げたかったが、今この場では俺達が会社代表。


「申し訳ございません」と言うのが精一杯だった。


このままで良いのだろうか?


もし俺が「半沢 直樹」のような熱い熱い男なら
こんな事態にならなくて済むように考え抜いて
前もって社内で熱弁し回避できたであろう(涙)

ところが今は半沢の「は」 の字もない ’’飼い犬’’

または ’’マリオネット’’ 。。こんな言葉がピッタリだ。


工場ではタイ人スタッフの流出も止まらない。

それを人員補充なく残りのメンバーで穴埋めするが
絶対にあってはいけない納期遅れが発生することも。

日々の仕事は完全に ’’対エリート向け’’ のみとなり
顧客の対応が疎かになった。※利益率の低い顧客から

社内では新しく取り決めたルールの実行を
日本人管理者とタイ人マネージャーのみで行い
手っ取り早く処理すると言う最悪のスタイルに。

エリートは「日本人が率先して見せればいいんだ」
「やり方が分からないからタイ人はやらないんだ」
「手本となり繰り返し指導で覚えさせろ」と言うが
肝心のタイ人スタッフの意識は全く違う結果に。。

「日本人が勝手にフォローしてくれるからOK」
「下手に手出しして出来なかったら怒られる」

何もやらなくなってしまう傾向。

結果、どんどん自分のクビが締まっていく。

結果が良くないとパワハラまがいの指導で
お前らが甘いからタイ人が出来ないんだ!と
怒鳴り声が響き渡る最悪の空気が漂う社内。。


Kさんと俺の環境が全然ちがう。。


しかもこの頃からだ。。

エリートは工場長のTさんを故意に飛ばして
俺に直接指示や指導をするようになってきた。

これはTさんに対する ’’あきらかな嫌がらせ’’

俺も自分の立場的にどうして良いかわからない。

誰がどう考えても ’’Tさんの面目が丸つぶれ’’
これが俺にとって一番の苦痛になる。

エリートはそうすることで工場長となるTさんを
喚起させようと仕組んだ作戦だったかもしれないが
朝から晩までエリートから「お前がダメなんだ」と
言われ続け俺も精神的におかしくなりそうになった。

体力的にも限界。

薬物に手を出してしまったスタッフが居るのも
わからなくもないと言う考えになるほどに。

様々なルール遵守は労働時間外を利用し対応。

最終的にこの頃の1日はこの様な感じになっていた。


朝は5時15分にオンヌットのアパートを出発。

6時頃『アマタナコン工業団地』の会社に到着。

始業前に取り決めたルールの状況確認を行う。

朝の確認だけでも10項目以上はあるだろう。。

ルールが出来てなければ「何故?」「対策は?」
「どんな指示を出した?」「これからどうする?」
そんな指導を乱暴な言葉で叱責・罵倒の毎日。

そして退勤時間は23時過ぎ。。帰宅に1時間。

寝るのは午前1時前後の起床5時前(3~4時間睡眠)
と言う生活が半年ほど続く。

ひょんなことで21時頃に仕事が終わると
「今日は早いな」と感じる錯覚すら起きていた。

直積的に会社全体の管理責任者ではない「A君」は
俺やTさん程にキツイ叱責を受けないが
俺達が指導されている場面を横目で見たり
いつかは自分も。。と言うプレッシャーから
勤務時間の半分をトイレの個室で過ごすように。
吐き気と下痢が数ヶ月止まらないようだ。


こんな異常な状態の会社員。。

いや、会社が実在するのだ。



俺はこんな状態の中でタイ生活を一生続けるのか??


その他にもっと細かく説明したいのだが。。。

当時のことを思い出すと本当に頭が痛い(苦笑)


突然ですが。。
これマジです。。



皆様、申し訳ありません。。

このブログを書く時、当時のことを思い出すために
無い頭をフル回転させるのですが、この時代のことを
思い出すと現代で頭痛と動悸が止まらなくなりました。

痛感物語を書くにあたっていつも参考にするのが
’’当時のケータイ写真’’ や ’’ケータイ内メモ日記’’
それに ’’ミクシィ’’ や ’’フェイスブック’’ の記事を
読み返したりするのですが、この頃は仕事が原因で
記事が思いっ切り歯抜けなことからも分かるように
相当病んでいたのです。。

俺自身がこんな風になるとは思いもしなかったけど
実際にその頃は朝目が覚めた瞬間から動悸と目まい。

そんな当時の精神状態を鮮明に思い出してしまい
この続きのブログ更新ができそうにありません。

できるだけ読者様にはリアルを感じて頂けるよう
下手な文章ですが臨場感溢れるように心がけ
毎日楽しく更新していたのですが。。偏頭痛が。。


申し訳ありません。。ここで更新を辞めます。


楽しみにしてくれていた皆様
本当に申し訳ありません <(_ _)> 

えーー!どうなるの??続き早よっ!!
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1話1分程度で読めますので是非とも m(_ _)m
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【第1話】 俺