前回の続き。。
深夜1時、俺の部屋、ベッドの上で「ビーム」と2人。
さっきまで今日はビームが部屋に来る!やったぜ!と
ワクワクしながら待っていたが、想いが強すぎて?
愛おしいを通り超えて今は軽い怒りが沸いて出て来た。
理由は挿入した時に「痛い」と言った気がしたから。
(いつもそんなこと言わないのに俺を拒否?)
(会ってない間に他に好きな人ができたか?)
(ってか、今日は何人相手にして来たんだ?)
萎え。。
そして俺は、彼女に絶対に聞いてはいけない
俺も本当は聞きたくないことを聞いてしまう。
俺 「なぁ。。今日、俺って何人目なの?」
ビーム「。。。」
俺 「。。聞いてんだろ?」
ビーム「そんなこと聞きたいの?

俺 「。。あぁ」
ビーム「。。。〇人目よ」
俺 「。。。」
これキッカケでHは中断となり話は変な方向へ。
自分で「俺ってこんな面もあるんだ」って思うほど
この時は精神的にかなり異常だったと思う。。
俺達はまるで何かに取りつかれたかのように?
言いたいことを言い合う状態に。
【俺の想い】
・俺はタイ人男性みたく怠けずきちんと仕事をしてる
・俺は他のほとんどの駐在員とは違い完全に独身だ
・俺は任期満了で帰任するなんてことも無いぜ?
・俺はビームに多少なりとも金銭的面で援助をしてる
・俺がもし出会い系アプリ使えばモテモテだ
・俺は一切他の女のコとエッ〇していないんだぞ
なのに何故ビームを独り占めできないんだっ!
俺が仕事で大変な時にこそ近くに居てくれよっ!
【ビームの想い】
・私の友達は常連さんから沢山チップをもらってる
・しかも彼氏や子供が居ることを黙って客を誘ってる
・さらに友達はお客さんと真剣な付き合いはしていない
・私は友達にクラブに行こうと誘われても断ってる
・貰ったお金をホストクラブに使う友達だっている
・アナタは週末の夜、何してる?ホントにご飯だけ?
・私が好んでSPする訳ない!全ては田舎の家族の為!
※SP(スペシャル)・・マッサージ後の本番
お金のためだけに仕方なくSPしているだけ!
他のコみたいに余所見は絶対にしてないっ!
2人の想いを簡単にまとめると以下の様になる。
誰よりも一番に想ってるのに、もっと大切にしてよっ!
お互いが思っていたような、いないようなことが爆発。
今まで体験したことのない変な空気になってしまう。
しばらく沈黙が続いた。。
俺 「。。もういい、帰れよ」
ビーム「。。。」
彼女は黙ったままベッドを降りると
何も言わずに服を着て部屋を出て行った。
バタンッ・・
彼女が扉の前に立った時
少し振り返って
俺の方を見ているようだったが
その表情は ’’寂しい’’や
’’悲しい’’ 感じじゃなく
俺をさげすむ様な表情で、だった。
いや、あわれむような。。だったかもしれない。
。。。
俺は最低のクソ野郎だ。
出会った時には既にマッサージ嬢だったビーム。
そして意気投合し、後に恋人同士に。
お互いの過去に何があったか気にしないように
これからを大切にしようと話し合った日もあった。
彼女がどんな職種なのかは十分理解していたつもり。
でもいつからか彼女を独占したい欲望が生まれていた。
しかし「仕事を辞めて欲しい」と言ったことは無い。
俺がビームの稼いでる分を毎月払ってやるから
仕事辞めて俺のとこ来いよ、と言えなかったのか?
※いわゆる ’’水揚げ’’
俺のことが本当に好きなら自ら仕事を辞めるだろう。
だって俺は【俺の想い】だぜ? ※上段の
どうだ?他にこんな都合の良い男は居ないだろう?と
俺は少しずつおごってしまっていたのだろうか。
ティーラック。。
馬鹿な俺が心から大切に想ってた人を失った日の話だ
「第14章 完」
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コメント
コメント一覧 (6)
悲し過ぎる結末。
後悔先に立たず…
ここから立ち直るのは時間の経過しかないのでしょうが、かなりキツいですね…
日本は朝晩涼しくなって秋への入り口を感じる今日この頃。このタイミングで心に穴が空いてしまうとダメージが大き過ぎる。自分の過去を思い出し虚無感の半端無さを感じてしまいました。
俺
が
しました
今回は自己嫌悪MAXのかなりきつい状況になりましたね(;^_^A
なぜそんな方向に行ったのか自分でも理解に苦しむことありますよね…
「覆水盆に返らず」とは言いますが、私は常に起きることはすべてそうなるようになっていた「必然」だと理解しています。
これは生まれたときから決まっていたことと、そしてその後に起きることや選択した行動もしかりです。
しっかり謝罪してよりを戻すも、あ~縁がなかったなぁ~と気持ちを整理して先に進むか…
でもそのあとの行動や起きることもすでに決まっているんですねどね(;^_^A
なにより第14章完結お疲れさまでした!!
気持ち新たに新しい彼女の登場を心待ちにしています!!!
俺
が
しました
多かれ少なかれこれは皆さん体験していますよね。
自分は前に海老太(エビー〇)の子と付き合っていた時、最後はこんな感じでした
自分が彼女のAPに転がり込んでいて、弟と称する男が出入りしてましたが、どうみても弟ではない。※彼女も22歳だったかな?弟もそのくらい
彼女の実家に行く時、弟は来ないし、実家ににはちゃんとした弟がいる(笑)
まぁあの頃はタイ語も殆どわからなっかたしぃー
ラチャダーの渋滞でタクシーの中で言い合いになり、彼女を捨ててタクシーを下り、モーターサイを捕まえ走り去りましたよ(笑)その後憂さ晴らしで知り合いの子を呼んで遊んでました。
タイに来たばかりの時は、やるのが目的で遊んでましたが、終わった後には何も残らないんですよね。虚しいだけ。それに気づいてからは、遊ばなくなりましたね。
普通にご飯食べたり、遊びに行ったりの方が気持ちが楽です。
要らぬものを背負うには私の肩は小さすぎますから(笑)
俺
が
しました
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