前回の続き。。

駐在員「Tさん」と2次会のカラオケが終了。

店のママさんが伝票をTさんのところに持って来た。

それを見たTさんは苦笑いと大きなため息。。

そしてクールな顔が激変し声を荒げた。


「ええ加減にせんかいっ!」


その理由。。


T様 お会計 24,000 THB 也


少し離れたところからも伝票の数字は見えた。

これを見て怒ったTさんはママさんに詰め寄った。

こんな表情と声のTさんは仕事中でも
プライベートでも一度も見たことが無い。

しかし紳士Tさん。。直ぐに冷静を取り戻し
ママさんに今の気持ちの説明を始めた。


T 「あのね、もう何っっ回もココ来てるジャン?」
  「最近思ってたけど少しづつ高くなってない?」
  「しかも今日は2人だよ?絶っ対おかしいワ」
  「そりゃ今日も女のコを追加で呼んだけどサ」
  「でも何?来たと思ったら2~3分で出てくし」
  「それを全部指名としてカウントしてない?」
  「クジ引き代金は毎回現金で渡したヨ?」
  「今までは少々我慢してたけど今回は違うワ」
  「もう来れないよ?こんなんじゃ」

ママ「。。確認しますね 


なんとなくママも状況を察したのか?
部屋を出てからものの2~3分で戻って来た。


ママ「ごめんさい」
  「キャッシャーの計算が間違ってました 


お会計 20,000 THB


T 「だろ?」

ママ「。。。


俺はこの時点で突然4,000バーツ下がるのも
変だなと思ったが、ここは流石のTさんだ。

それ以上は一切言うこともなくその場は抑えた。

しかし。。


T 「俺さん!!」
  「今日はひとりキッチリ10,000!」
  「キリが良くて気持ちが良いね(笑)」
  「でもサ。。実は今は持ち合わせがなくて。。」
  「俺さん?クレジッドカード持ってる?」

俺 「!?」


と言うわけでこの場は先に全額を俺のカードで支払い
週明けにTさんから「さすがに高かったな(笑)」と
言われながら10,000バーツを現金で返してもらった。

この一連の事件はTさんの優しい性格が大きな原因だが
俺も前々から薄っすらと思っていたことだ。

日本なら飲み屋の常連になると「いつもありがとう」
「これサービスで食べて」とか「端数は要らない」と
安くなることが多いような気がする。。
少なくとも俺の地元ではそうだった。。
バンコクでは取れる人からは根こそぎ取るのが常識?
さっき会計の時にツッコまなければ最初の金額?
まぁ今日も無事に終わったからヨシとするか。。
いや、俺の足の小指は無事じゃないぞっっ!(苦笑)

まぁ、とにかく今日も宴は終了だ。

完全燃焼。。

付き合いも必要とは言え、疲れたなぁ。。

さて。。帰って寝るとするか。。


T 「俺さん!気分悪いから他で飲みなおそうヤ!」


ぜんぜん終わってなかった(笑)


とにかく歌と酒が好きなTさんについて行けるのか?
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【第1話】 俺