前回の続き。。

韓国出張、最後の夜。

この日は食事だけでなく2次会に招待してくれた。

その場所は。。カラオケだった。

正確には日本式ではなくタイ夜遊びのカラオケ。

そう。。アガシ付きだ。 ※女のコ


キム「ここを韓国ではルームサロンと言います」
  「今日の店はリーズナブルでレベルは落ちますが
   十分楽しめると思いますよ」

キ部「さぁ。俺サン。。どうぞ入って下さい」


案内されたのはおそらくグループで楽しむVIPルーム。

長いソファーが壁に沿って ’’コの字型’’ に設置され
派手な壁紙にシャンデリアやカラオケ機器
室内の雰囲気はまさにバンコクのカラオケと同じ。


俺 「なんか凄いですね、部長」

キ部「私はバンコクでもカラオケに行ったけど
   韓国では少し違うように感じると思うから
   楽しんで下さい。最後の夜ですから」

キム「うぅ。。僕はタイに行ったことありませんから
   バンコクでも夜遊びしてみたいなぁ」

俺 「是非来てくださいよ!色々お世話になったし
   今度は俺が恩返しします!」

キム「部長!タイ出張お願いします(笑)」

キ部「確かにお前も国内だけじゃなくタイランドや
   インドネシアに行って少し勉強しないとな」

キム「はい!頑張ります!お願いします!」

キ部「まあとにかく今夜は楽しみましょう」
  「それじゃあ。。」


パンッパン! ※部長が柏を打つ


キ部「さあ、入って!」


ガチャ・・ぞろぞろぞろっ・・


俺 (わぁ! スゲェ!)


女のコが10人ほど部屋に入ってズラリと並ぶ。

もちろんここは韓国。。韓国人の女のコだ。


(おぉ。みんななかなか可愛いぞ。。)
(顔も日本人よりで新鮮に感じる。。)


そして各自が順番に女のコを指名していく。。
と思ったのだが少し違った。


キ部 「今日はお客さんが来てる、みんな挨拶して」

女のコ「アンニョンハセヨ~ ♡」

俺 (か、可愛えぇぇ~)

キ部「それだけじゃ良くわからないから、端から
   全員名前と上着をまくってオッ〇イ出して」

俺 (なんだそれは? 笑)


するとどうでしょう。。

女のコは自分の名前を言いながらペロっと上着を捲る。


俺 (い、いきなりかよっ


動揺する俺なんかほっといて挨拶が続く。


俺 「あの。。なんて言ってます?」
  「韓国語で挨拶されても全く基準が。。」

キ部「じゃ、オッ〇イで選んで下さい(笑)」


俺は言われた通り一番オッ〇イの綺麗な女のコを指名。


キム「あぁ、やられた!僕も狙ってたのに(笑)」


そんなこんなでVIPルーム内は大変なことに。

もちろんここでも爆弾酒の乾杯からスタート。

途中からは全員の膝の上に半裸の女のコがまたがり
腰振りダンスで、やいのやいのの2時間強!


キム「俺サン、ここのルームサロンじゃなくて
   人気のある良いところは女のコの質も料金も
   もっと半端なく高いです。楽しいですよ」


もし俺がタイ駐在員をせずに韓国駐在員をしていたら
韓国で現地採用先を探していたかもしれない(笑)

俺が初のルームサロンで思ったことは。。

韓国も夜遊びはバンコクに負けず劣らず!
オッパー♡(お兄さん)と呼ばれるのが心地よい!
でも韓国の女のコは少し行儀が悪い!
接客中でも膝立て座り、タバコは当たり前っ!
やっぱり現地の言葉が話せないと楽しさ半減!!!

でも楽っすぅぃぃぃい~っ!

しかし俺はこの日のことを爆弾酒イッキのおかげで
ほとんど覚えていないと言うオチがある(苦笑)

読者の皆様のご期待を裏切ったかもしれないが
今回は現場を楽しんで幕を閉じた。


翌日、二日酔いの中でタイに戻る。


ふぅ。。

また明日から頑張るとするか。。( ´ー`) y- ~~


韓国本社の皆さん、最高の出張をカムサハニムダ

「第12章 完」


少し長くなりましたが第12章を書き上げました!
明日は12章のあとがきや第13章の内容についての
投稿となります。

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