前回の続き。。

『仁川国際空港』から本社に行く途中で寄り道。

韓国の海苔巻きキンパをご馳走になり本社に到着。

大阪で俺の採用面接をして頂いた「キム部長」が
わざわざ工場の出入り口前まで出迎えてくれた。
※キム部長・・以下、キ部
※参照ポチ↓ 張り切った採用面談


キ部「おぉっ!俺サン!お久しぶりです!」

俺 「ご無沙汰してます。お元気ですか?」


久々の再会にがっちり握手。

日本ではあまり握手をする機会がなかったが
海外生活が始まってからは好きな習慣のひとつだ。


キ部「インドネシアで大変だったそうですね(笑)」

俺 「その節はご心配お掛けしました。。(苦笑)」


今日空港まで迎えに来てくれた「キムさん」や
キム部長の在籍する本社に向けては
タイ支社工場で起こった全てのことを
ウィークリーレポートで報告するので
ほとんどの出来事が知らされている。

話は反れるが。。

迎えに来てくれた営業の「キムさん」
大阪で面接した本社部長「キムさん」
その他大勢会社に居る 「キムさん」

韓国人には「キムさん」「パクさん」しか居ないと
思うほどに出会う人はこの2つの名前ばっかりだ。

あと「イさん」も多い。

聞くと韓国国内ではこの3つの名前の方だけで
50%以上を占めているらしい。

韓国のこんなことわざを教えてくれた。

’’ ソウルタワーの上からスプーンを投げたら
 キムさんかパクさんに当たる確率100% ’’

韓国人もなかなか洒落が効いているではないか(笑)

でも2人の名前を出したのならば確率50%では?
なんて野暮なツッコミはしないでおこう。

あ、ちょっと余談が過ぎましたね。。


キ部「タイ工場、大変でしょう?」

俺 「常にバタバタとしてますが頑張ってます」

キ部「レポート読んでるけど苦労が伝わってくるよ」

俺 「任せておいてください」

キ部「面接のときから頼もしいね~(笑)」
  「パクMDとは上手くやってる?」


キム部長の話す言葉のニュアンスや表情から
タイ工場の「MD」は本社の従業員の中でも
変わった性格の持ち主であることを察知した。

いや、韓国人の中でも変わっているのだろう。


俺 「上手くサポートできてると思うのですが。。」

キ部「だよね。今までに採用した人は全員1~2ヶ月で
   逃げ出してるから、俺サンは大したもんだよ」

俺 「朝からお迎えの準備やゴハンご馳走なりました」

キ部「おぉ。。俺サンは礼儀も正しいねぇ(笑)」
  「私が面接で見込んだだけのことはあるわ(笑)」


続いて社長室へ案内された。


タイ支社工場には無い社長室でキムさんを通訳に
「パク社長」とタイランドの市場調査的な質疑応答。
※パク社長・・以下、社長


社長「そう言う状況ですか。。良くわかりました」

俺 「いえ、概略ばかりで申し訳ございません」

社長「パクMDのレポートよりかなり良いよ(笑)」

俺 「(笑)ありがとうございます」

社長「俺サンのレポートは全て目を通してます
   毎日ご苦労様です」

俺 「いえ、とんでもないです。仕事ですから」

社長「で、パクMDはどう?上手くやってる?」

俺 「はい。問題ないと思います(ある)

社長「フフ。。正直に言わなくても分かるよ」
  「まあ問題はたくさんあるだろうな」

俺 (!?)

社長「あんなのでも一目置いてくれてるのは嬉しいね」
  「そこが俺サンの良いところだと思う」
  「とにかく今は俺サンに頑張ってもらうしかない」
  「あんな性格だけどMDを助けてやってくれ」


なんか社長の言葉に全てを救われたような気がする。

ひとりで耐えて苦労しているように思っていたが
分かる人にはわかってもらえているのだ。


それにしてもほぼ全員から「MDどう?」と聞かれるとは(苦笑)


俺はとんでもないMDと日々を過ごしていた。
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【第1話】 俺