前回の続き。。

タイから韓国出張のため『仁川国際空港』到着。

空港まで迎えに来てくれた本社の「キムさん」

俺より5歳下となる彼は営業担当で好青年だった。


俺 「よろしくおねがいします」

キム「40分くらいで会社に着きますが寝てて下さい」

俺 「いえいえ、大丈夫ですよ」
  「キムさん日本語上手だから色々聞きたいです」

キム「お、そうですか?(笑)」
  「俺サンは韓国は初めてですか?」

俺 「いいえ、1年以上来ていませんが3回あります」

キム「じゃぁもう韓国マスターじゃないですか?」

俺 「毎回仕事ばかりで何も知らないですね(笑)」

キム「では今回はサッと済ませて観光行きましょう」

俺 「そう願います(笑)」

キム「韓国料理は大丈夫ですか?」

俺 「美味いですよね!大好きです」

キム「じゃあ美味しいものたくさん食べましょうね」
  「あ、もしかして今朝は食べてないんじゃ?」

俺 「でも大丈夫ですよ。お昼まで問題ないです」

キム「いえいえ、お客サンなのにそれはダメです」
  「私もまだですから今から朝飯に行きましょう」

俺 「え?会社の方が待ってるんじゃないですか?」

キム「会社には僕から連絡入れておきますよ」
  「俺サンが一緒ならば何も問題ありません」


(このキムさんの俺に対する気遣い。。)
(やっぱ同じ韓国人でもMDとは全然違うな。。)


というわけでキムさんが連れて行ってくれたのは
いかにも韓国の一般的な食堂と言った感じの店構の
韓国海苔巻き屋さん。

韓国海苔巻きは韓国語ではキンパと言うらしい。

キンは ’’海苔’’ を意味するが文字にするとキム。

パ(ム)は ’’ご飯’’ という2つの単語を合体させた言葉。

見た目は日本の海苔巻きとほとんど同じだが
具のひとつに味付け牛肉が入っているのと
酢飯ではなくゴマ油で味付けしてあるのが特徴的。


キム「簡単な食事ですが美味しいですよ」

俺 「韓国海苔は好きですが、これは初めてです」

キム「だいたい4,000ウォンくらいです」

俺 「400円ってところですか」
  「朝から栄養満点で良いですね」

キム「今まで朝食はどうしてたんですか?」

俺 「毎回ホテルの朝食ですね」

キム「それはいけませんね~」
  「韓国に来たのなら韓国料理を食べないと(笑)」

俺 「(もぐもぐ)あ!これ美味いっ!」

キム「そうでしょう!(ニコニコ)」
  「特にこの店のキンパは私のお勧めなんです」
  「さ、ラーメンも頼んだので、どうぞどうぞ」

俺 「すいません。朝一番から何から何まで。。」

キム「またまた~。何を言ってるんですか」
  「工場の場所は遠く離れていますが
   同じ会社で働く仲間じゃないですか!」
  「俺サンは家族ですよ、家族(笑)」


や、優しいっ(じ~~ん)


「MD」が居るからタイ工場はブラック会社なだけで
キムさんの性格や話では本社はそうでもなさそうだ。

そりゃそうか。。MDが特殊だもんな。

同じ韓国人同士でもキムさんは俺と同じ感覚なんだ。


MDがタイに飛ばされたのが分かる気がする(笑) 


MDが理不尽なのは個人的な性格です。
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【第1話】 俺