皆さん既にご存じだろうが俺の居る会社は韓国企業。

俺は韓国本社にて製作する部品チェックのため
トータル7日間の韓国出張が決まった。

少し話を戻すと、駐在後の ’’日本・暗黒の4年間’’
2回ほど出張で韓国の取引先を訪問したことはあるが
タイから韓国への移動は初めての経験。

しかも今回は取引先訪問ではなく本社への出張。

働いてる会社の本社に行くのが楽しみでもあったが
理不尽MDを生み出した、大ボスの ’’超理不尽’’
本社内に居るのかも?と不安になったり。。


出発当日の昼、タイ支社工場にて。


MD「本社の皆には俺サンのこと言ってあるから」

俺 「お気遣いありがとうございます」

MD「それで、ハンドキャリーして欲しい物がある」

俺 「もちろん良いですよ。今、受け取れますか?」

MD「あぁ、工場横の倉庫に置いてあるよ」


出張時にお土産や仕事で使う簡単なものなどを
「ハンドキャリーして」と言うことは
どこの企業でもよくあることだとは思うのだが。。

さすがは理不尽MD。。他とはレベルが違った。

いや、そこらの他とはレベルが違うのだ。

瞬時に ’’会社の倉庫’’ と ’’MDの真顔’’ から読み取り
絶対普通ではない荷物だと察知はできたが。。

案の定その通りだった。


MD「これ、本社がどうしても必要だと言うんだ」

俺 「えっ。。。(マジかよ )」


それは俺も何度も見ている生産に必要な部品だが
この部品。。デカい。。そして重いのだっ!

通常は輸出入する時は船便を使っている部品。

DHLやFedex(航空便)でチョイチョイッじゃない。

大きさはスーツケースより一回り小さいくらいで
重さは約25kg(涙)


俺 「わ、わかりました。。(わからない)

MD「これで輸送費削減できるな!ガハハハ(笑)」

俺 「そうですね(クソがッ)

MD「じゃあ、頼んだよ」


俺は帰宅後に前日から準備していた衣類などを
スーツケースから半分ほど取り出してリュックに移動。

代わりにこのクソ重い部品をスーツケースに詰め
『スワンナプーム空港』に向かうことに。

重さはトータルで30kgは優に超えているだろう。

コンドの下でタクシーの運ちゃんがスーツケースを
トランクに入れようとした時、あまりの重さに
「ホントに?」みたいな顔をされてしまったが
正真正銘100%マジ。俺はそれを韓国に運ぶ!(苦笑)

超過荷物の罰金が必要だな。。めんどくさいな。。
いくらかな? 手続きややこしいのかな。。?と
タクシー内でもずっと不安に思っていたのだが
チェックインカウンターで全く理由はわからないが
そのまま受け取ってくれたのが不幸中の幸い。

そして身軽になってから食事とビールを楽しみ
後は移動だけ。。とひと安心していたが。。

荷物検査で問題発生。

前日にスーツケースからリュックに移す羽目になった
ちょっと高級な保湿クリームを没収(廃棄)された。

それ買ったばかりの高いヤツなんですけど(涙)

もしハンドキャリーが無ければ。。※俺のミスだが

クソがっ!!!


こうして韓国『仁川(インチョン)国際空港』へ向け飛び立った


MDが絡んでくるとロクなことがない(涙)
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【第1話】 俺