前回の続き。。

「MD」に連れて来てもらった『シャーベット』

俺は初めて来たこのコヨーテクラブを気に入った。

なんとかMDにも気に入られ、もう一度ここに
オゴリで来れるようにならないものか!?

そこで俺はMDとMDのオキニ「アップル」の
簡単な通訳を買って出ることに。

それで少しでもアップルとの関係が良くなると言うか
俺が一緒なら役起つことがある、と思わせたいためだ。

ここからが俺の腕の見せ所。

MDの気に入りそうなことは盛って通訳して伝える。

逆に都合の悪そうなことは半分、もしくは通訳せず。

時にはアップルや俺の相手をしてくれている
「スタンプ」を笑わせながら会話を進めようと試みた。

ちょうどアップルが面白い話題を振って来た。
※アップル。。以下、林檎


林檎「XXXXXなのよね~」

俺 「へぇ~。。そうなんだ」

MD「何?何?なんて言ってる??」

俺 「MD、アップルちゃんは別のコンパニオンの
   仕事のために豊胸手術考えてるそうですよ」

MD「本当!? 私もデカいオッ〇イ好きだから
   これは楽しみだな!ガハハハハ~ッ(笑)」

俺 「でもそのためにお金を貯めてる最中だから
   実際に手術するのは来年みたいです」

MD「私は来年駐在員をしているのかわからないよ」

俺 「え!MD居ないと会社回りませんよ(スリスリ)

MD「じゃあ俺サン、私がそのお金をサポートしたら
   予定より早く手術できるか聞いてみて!」


アップルに確認。。


林檎「多分ね♡ 555」

俺 「MD!もちろんだそうです(笑)」

MD「そうか、そうか!ガハハハ~ッ(笑)」


アップルは「多分」と言ったが俺は「絶対」と訳した。

俺はアップルが手術しようがしまいがどうでもヨシ。

MDの機嫌が良くなれば万事オーケー。

この俺の絶妙な通訳にアップルも上機嫌になり
調子に乗って来たのが分かる。

きっと彼女は太客(スポンサー)が欲しいのであろう。

アップルから「見知らぬ日本人!もっと頑張って!」と
心の奥のエールが聞こえてくるようだ(笑)

同じくMDも更に調子に乗って来た。


MD「費用を全部出した場合は生で見せてくれる?」


アップルに確認。。


俺 「MD!。。もちろんだそうです(笑)」

MD「そうかあ! ガハハハハハ~ッ(笑)」


しかし、実際は違った。


本当はアップルが言ったのは「バカね~」だったが
この場を盛り上げ、MDに俺を気に入ってもらい
次回シャーベット無料来店の野望を絶対達成するため
なりふり構わず場を盛り上げ続けたのだ(笑)


俺 「MD、今からゲームするって言ってますよ!」

MD「ゲーム?そんなの今まで無かったなぁ」

俺 「いつも舞台のショーばかり熱心に見てるから
   誘いにくかったと言ってます」※言ってない

MD「ガハハ~ッ!アップルそんなこと思ってたの?」
  「私は女のコにはめっぽう優しいんだよ(笑)」
  「そら俺サン!通訳!通訳!」
  「タイ語勉強しないとダメだなぁ。ガハハ(笑)」

林檎「スースー(頑張って)!555」

俺 「じゃあ負けたらテキーラをイッキ飲みね!」

林檎「えーー、大丈夫かな  5555」

俺 「5杯くらい大丈夫でしょ(笑)」
  「俺がボーナスでグラスの下に100バーツ置くよ」

林檎「イエーイ ♡」

俺 「あ、MDは5杯目に1,000バーツを(笑)」

MD「なぜ?」

全員「ヒュゥゥゥゥゥ~ッ!555555 

林檎「MD♡ 大好き♡(ほっぺにチュッ)」

MD「よし。。やろうか!ガハハハハッ(笑)」


盛り上がり、笑いの絶えない場つくり完了。

俺は商社勤務できるポテンシャルを秘めてるかも(笑)


絶対にもう一度オゴリでシャーベットに来るんだ!(ゲスw)


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【第1話】 俺