前回の続き。。

今日の更新、読者の皆様は「え?」と思うだろう。

俺の心の癒し「ベンツ」とその後どうなったかは
みなさんの想像にお任せ。。と言うことにしたい。

あの日以降も何度もデートを重ねたのは間違いない
と言う事だけ覚えていて欲しい。


なぜそんな展開になるのか?


俺が愛しいベンツと幸せな時間を過ごしていた頃
ついに、この時がやってきてしまったからだ。


「Kさん」独裁政治の再始動。


今回までに紹介したが後輩「U太」や「Mさん」の
本帰国がKさんの策略で実行され葬られた。

よって現在のタイ支社工場の管理責任者は
Kさんと俺のツートップ体制となっていた。
(+ サポートで総務や通訳の現地採用Yさん)


こうなると次のターゲットはひとりしか残っていない。



そう、この「俺」だ。


以前にも紹介したように俺にとってKさんは
仕事をするパートナーとしては大事な人だが
プライベートでは必要最低限の付き合いのみ。

Mさんとは違い、個人的に飲んだりもしないし
もちろん「K美(嫁)」にも会わせたことが無い。

俺は今までのさまざまな状況から察するに
俺の夜情報はKさんの気分を害する可能性があり
ある意味危険だから絶対に話をしたりもしない。

これを俺の作戦とし、徹底していた。


しかし決して俺達の仲が悪かったわけではない。


仕事上では手を取り合って一生懸命頑張った。

この ’’仕事だけ’’ と言う部分がKさんからすると
気に入らなかったことかも知れないが
本当に小さな問題に当てはまるのは間違いない。


俺のシ刑が執行される


その罪状。。

俺はKさんからして、ひと回り年下になるのだが
俺のほうが駐在員としては歴が長くなるため
タイに関連することでは公私共に詳しいことが多い。

そりゃそうだろう。

Kさんは日本でベテランでもタイでは新米だ。

俺とKさんの立場はタイ工場では完全に逆。

実際、顧客の所に俺とKさんの2人で訪問しても
大切な質問は俺のほうばかりに来たり。。


顧客 「俺さん〇〇はこれで大丈夫ですか?」

俺  「いえ、タイは3~4月は気温が高いから
    〇〇はこのようにしたほうが効果的ですね」」

顧客 「なるほど!良いアイデアですね!」

俺  「そして雨季になっても〇〇をこうしておけば
    絶対に不具合がでることはないでしょう」

顧客 「おぉ、目からウロコですね(ニコニコ)」

Kさん「頼りになる後輩でしょぉ~(笑)」


こう言うがKさんの目は決して笑っていなかった。


工場内でのタイ人スタッフとの信頼関係もそうだ。

タイ人スタッフと割と歳も近くタイ語も話せる俺と
サワディーカップとヌン・ソン・サーンしか言わない
Kさんでは頼られ方が違う。

自分で何でも仕切りたい!会社で一番になりたい!
自分の思うようにタイ工場をコントロールしたい!
自分が一番の物知り!と考えるKさんからすれば
俺の存在が目の上のたんこぶ以外なんでもないのだ。

Kさんは水面下で他のメンバーにした様な
得意の外堀から埋める工事を開始していた。

今回の外堀と言うのも ’’出向元(日本の本社)’’ だ。


いつものように巧妙に策は練られており
事実なので反論できないところがポイント。

あくまでも自分は一切の悪者ではなく
本当のことを伝えたのみ、と言ったスタイル。

彼は俺の周りの環境が心配で自分も少し助言はしたが
最終は他の人が判断したから詳しくわからない、と。

この詳細内容を次話の最終回にて紹介する。


Kさん「本社で俺ちゃんの進退を話してるらしいぞ。知らんけど」


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【第1話】 俺