前回の続き。。

週末の楽しみ「ベンツ」に会いにバービア『H』へ。

このバービアは世界中の男達が集まる憩いの場。

女のコと酒を飲みながら楽しい時間を過ごす場所。

店員さんやフリーランサーと、ちょいエ〇あり
もちろんバーファインを払えば連れ出しも可能で
チップを渡せばHもできるのがバービアだ。

俺も重々に承知していた。

バンコク在住約7年。

特に最近はバービアに何度来ているか分からない。

女のコとのスキンシップは当たり前と思っているが
自分のオキニが他の客に度を越えた扱いを受けると
俺の中の何かが黙っていられなかったようだ。。


ベンツ「キャーーーーッ!


この時のキャーッ!は ’’嫌よ嫌よも好きのうち’’ の
ノリや愛想からくる笑顔のキャーッ!ではなかった。


ベンツの叫び声がバービア内に響き渡ったとき
俺は無意識でその男のテーブル横に立っていた。



ちなみに言っておくと俺はヤンキーでも何でもない。

高校は工業系の男子校だったため学制服を改造し
タバコやバイク無免許はやったが全て恰好つけのみ。

どちらかというと喧嘩や争いは苦手で
常に中立を心掛けて過ごして来たヘタレだ。


しかし今。。

俺の目の前にはカスタムハーレーに乗っているような
風貌の男が彼女を太ももに乗せて後ろから抱き付き
顔だけ俺のほうに向けてド・ドーーンと構えている。

深く目の上で撒いたバンダナが怖さを引き上げてる。

正にリアル「ハルクホーガン」だ。

向こうも訳がわからず?俺の顔をジッと睨み付ける。


ぶっ〇されると思ったけど、もう後には引けない。


ハルクWhat is it ? ※なんやお前?


俺はこのとき震えていた。

巨体ハルクに詰め寄ったまではカッコ良かった?が
ここからどうして良いか全く分からない(汗)


英語のできない俺はこんな風に言った(と、思う)


俺 「Excuse me… Don't touch her ナー 。。」


ハルクはキョトンとしていたが理解はしたよう。


一緒にテーブルに座っていた仲間と顔を合わせ
薄ら笑いでなにやら俺のことを言っているようだ。


少しの沈黙変な空気が流れた、その時。。


ハルクAre you superman?」
   「
HaHaHaa~!!



そして軽いため息をついたあと怒ったような真顔で
Sorry. understand...」と言った(と、思う)

しかし同時にグラスをパッと手に取ったので
「掛けられる!(殴られる)」と一瞬ひるんだが。。


ハルク「チョンゲーオ!!タイ語

。。。

俺  「あ、チョンゲーオ


俺は今までの人生の中で
これほどの緊張と緩和を味わったことはない(笑)

ベンツもこの状況にフォローを入れるかのように
笑顔でハルクに「ベーっ!」として笑わせてくれた。

ハルクはさっきまで自分のチン〇を放り出すほどに
酔って盛り上がっていたのにバツが悪くなったのか?
ポケットから出した500バーツをテーブルに置くと
俺に笑顔で「see you」と去っていったのだ。


ふぅ~、助かった。。


この日からベンツとの仲は更に深まったのは言うまでも無い


俺も女のコひとりくらい守れますよ!なんて(笑)
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【第1話】 俺