前回の続き。。

今日もフラりとバー『H』に来れば「ベンツ」が居る。

俺を見つけると小走りで飛んでくる可愛い天使。

しかもコチラから何も言わずとも俺の大好きな
’’Beer LEO’’ が自動でオーダーされ提供までされる。

いわば常連客のような感じになったのが心地よい。

通っていると自然とバーのママさんとも仲良くなり
必ずご馳走するから俺を気に入ってくれたようで
少し早く帰ろうとするとママさんが奢ってくれたり。

しかしベンツはママさんの娘のようでペイバーはNG。
(実際は彼女を預かっていただけかもしれない)

まぁ、このペイバー禁止な部分も魅力なんだけどね。


ベンツ「はいっ♡ LEO 
   「私はセンソム・ソーダ貰うわね

俺  「どうぞ~。今日も暑いねぇ」

ベンツ「じゃあ暑さを忘れるくらい飲もうよ  555」

俺  「いや、ボチボチとね(苦笑)」

ベンツ「暑いなら他に行っても良いんだよ? 

俺  「行かない、行かない。高いし(笑)」

ベンツ「隣(ナナプラ)のゴーゴーバー涼しいよ  」

俺  「ま~たそんなこと言う」

ベンツ「どうせ私はペイバーも出来ないしっ 

俺  「そんなんじゃ無いって」
   「ベンツが好きだから通ってるんじゃん」

ベンツ「えへへ♡ 私も俺チャンが大好きよ♡」

俺  「もっとコッチに寄っt。。。」

ママ 「俺チャン!!私も一杯貰うよ~。 555」


こうして3人+αで座って飲むことも度々。。

しかしベンツも自然と笑いが増え楽しさが一層増す。

俺は冗談でベンツと手をつないでバーを出るフリをし
ママさんを「ペイバー マイダ~イ 555」と笑わせたり
しょーもない悩みを打ちあける程の中になっていた。

ベンツはバーの中でほとんど俺独占のような
状態になってしまうことも多かったけど
ちゃんとベンツにも飲ませ続けてあげれば
ママさんは絶対に怒ることは無かった。

ここにはエ〇を求めて来ていると言うよりも
癒しや楽しい時間を求めて来ている感じが強い。

他の客もそんな感じだろう。。

それにしてもこのバーに居る欧米人のオジサン達は
普段タイランドで何をやっている方々なのだろう?


俺  「ママさん、あの人達ってタイ在住なの?」

ママ 「みんなバラバラだね」
   「リタイヤも居れば長期休暇も居るし」

俺  「人生を謳歌してるなぁ」

ママ 「あの人なんか15時からここに居るよ 555」

俺  「ホント羨ましいよ」

ママ 「向こうも俺チャンのことをそう思ってるわよ」
   「アイツいつも居るなって 555」


俺も駐在員が終わって日本に帰国し定年を迎えると
いつかタイ旅行に来て同じような環境になれるのか?

いや、そんなパワーも金も残ってないだろうな(涙)

日本に帰ったらクルマを買って、家も建てて
子供の学費だってどんどん上がるよな。。
で、大学卒業ってなったころには俺の身体が動かず
タイに遊びに行こうなんて思ってないかもな。。

なんとか仕事を早期リタイヤしてタイに移住して
女のコと昼からバービアでダラダラできないかな?

そうすればベンツとだって。。


いや、先ずは今を楽しむことにしよう。

想像だけでセンチな気分になっても意味が無い。

じゃあ、その今はハッピーか?

LEOとベンツとタバコとバンドの生演奏。。

最高の時間が流れてるじゃないか。


このまま時間が止まっても良い。。と思えるほどに


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【第1話】 俺