前回の続き。。

バンコクに来てカラオケ遊びにハマってしまう。

オキニなんか出来た日には誰でもそうなるだろう。

ここまでは何処の会社の出張者やタイ旅行者でも
夜遊び好きなら起こりうることなのは間違いない。

しかし、この痛感物語ではその一線を越えてしまう。


’’U太事変’’ のキッカケは会社昼休みの雑談中だった。。


Kさん「タイの仕事はキツイけど夜遊び面白いのぉ」

Mさん「タイのおねーちゃんホンマ可愛いやろう?」

Kさん「いや~、たまりませんのぉ(笑)」

Mさん「まぁ、仕事に影響ないように遊べよ(笑)」

Kさん「しかしズルイのぉ。。」

Mさん「は?何がや?」

Kさん「夜のことは全く日本側に秘密でのぉ(笑)」

俺  「仕事と遊びのメリハリが良いでしょう?」

Kさん「確かに 仕事で嫌な思いしてもタニヤに行けば
    全部解決してくれそうやのぉ(笑)」

俺  「ハマってますねぇ~(笑)」

Kさん「地元のサビれたスナックなんかで金落とすの
    勿体ないと思ってしまうのぉ(笑)」

Mさん「地元はペイバーなんか無いもんな(笑)」

Kさん「けどセーブしないと金が全部なくなるのぉ。。」

Mさん「ここぞとばかり平日も行くからやろ?(笑)」

Kさん「毎晩来て来て♡営業があるからのぉ(笑)」

俺  「逆に俺は奥さんがバンコクに居るから
    ストッパーになってますけどね(笑)」

Mさん「在住者は飽きが来ることもあるからなぁ」

Kさん「勿体ない!飽きることなんてあるぅ??」

俺  「やっぱお金と時間ですかね~」

Mさん「Kは独身やから大丈夫やろ(笑)」

Kさん「積み重なって来てヤバいかも(笑)」

俺  「チップ以外にだいぶ渡してるんですか?」

Kさん「まぁなぁ。」
   「若くて可愛いコと遊んでるんやから
    出費は仕方のない事かものぉ(苦笑)」

Mさん「ワシも最初は通ったもんや(笑)」

俺  「いや、今もゴーゴー通ってるでしょ?(笑)」

Kさん「とにかくタイは良ぇ国やのぉ(笑)」
   「日本に帰りたくないのぉ~(笑)」

俺  「その気持ち分かりますね(笑)」

Kさん「ところで。。」
   「U太もアイちゃんと続いてるみたいだけど
    金の方は大丈夫かぁ~?(笑)」

U太 「あぁ、金ですか?」
   「3回目からは払ってないから問題ないっス」


さすがイケメン。。こんなこともあるのだ。

タイ人のカラオケ嬢からするとU太の口の悪さや
末っ子のわがまま加減は微塵も伝わっておらず
’’ただの若くてカッコイイ日本男児’’ と化していた。

U太節は更に続く。。


「金がないから連れて帰れないって言ってるのに
 勝手にアパートまで来るんスよ(笑)」
「あ、この間は自分でお金出すから迎えに来てって
 言ってたけど、面倒臭ぇって言い返しましたよw」
「店が終わってから夜中に来る時もありますけど
 最近は店も休んで会いたいって言われるっス(笑)」

「Kさんと同感!タイって良い国ですよね~(笑)」


この余計な感想がある人物の癇(かん)に障った


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【第1話】 俺