前回の続き。。

後輩「U太」のアテンドでやって来たメイドカフェ。

ここは秋葉原でも有名らしい『ぴなふぉあ』なのだが
始めて来た俺達は遊び方がわからず、帰ろうとした時
メイドさんがゲームを提案して来たので乗っかった。

俺が無理やり参加させたゲームに勝利したU太。

そのひとつ目の戦利品とは。。


メイド3人の「萌えっ、萌えっ、ビーーム!♡」だ。


3人のメイドさんは両手の指でハートの形を作り
腕を目一杯伸ばして俺達に向け突き出して固まった。

首は肩につくほどに傾け、更にウインクと超スマイル。

周りのテーブルの客もこちらをニヤニヤ見ている。

俺は恥ずかしかった。。

めちゃくちゃ恥ずかしかった(笑)


でもこの空間ではコレが普通。。?

恥ずかしがることは無いっ。。はずだ(笑)

’’通’’ ならここで「チェキお願いしますっ」くらい
言うのが正しい遊び方なのだろう。

しかしこの時のU太は ’’あからさま’’ に
苦虫を噛み潰したような顔をしていた。

そして二つ目の戦利品として個人のサインがされた
’’ぴなふぉあバッヂ’’ を頂いたにもかかわらず
店を出るタイミングで店内入口にあったゴミ箱に
「こんなバッヂ要らない」と、捨てようとした。

これはあまりにも失礼だと思い全力で止める。

捨てるにしてもメイドの見ていない店外で、だろう。

U太は3人兄弟の末っ子だから?超わがまま性格で
度々礼儀作法が大きく乱れることがある。


今思い出したが日本時代にこんなことがあった。


【日本時代の回想】

とある年末の会社主催の飲み会に俺もU太も参加。
2次会、3次会。。だんだんと参加者は減り
最終的に俺とU太だけが残って街をフラフラしていた。

U太に「最後にもう一軒いきまひょっ!」と言われ
俺が隠し玉として持っていた最近気に入っている
若い女のコの多く在籍するラウンジに連れて行った。

しかし、お客さんがいっぱいで座れないとのこと。

もちろんU太は入口前で駄々をこねまくる。

気の毒に思ったママさんが店の前まで出てきてくれ
「ごめんなさい。良かったらまた来て下さいね」と
少し会話をした後でU太に丁寧に名刺を渡した。

するとだ。。。

U太はその貰った名刺を目の前でわざと足元に落とし
更にそれを踏みつけてグリグリした!

そして大目玉でチーママを見ながら。。


「にっっ度と来ませんっ!(敬礼っ)」


俺は「ごめん!!こいつ酔っ払ってるから!」と
U太のポロシャツのエリをつかんで引っ張りながら
「来週あらためて寄るからっ!ホントごめんっ」と
その場を足早に去ることしかできなかった。

もう、勘弁してくれよなっっ 

【回想終わり】


俺プレゼンツのバンコクアテンドが幕を閉じる。

ホテルに送り届けるクルマの中で思った。

失礼極まりない態度や発言もあったかもしれないが
友達と遊んだ感覚でそこそこ楽しかった。

日本の本社では誰も行きたがらないタイ出張に
「俺がタイに居るから支援に来た」と言ってくれた。

そして「やっぱりU太とはノリが似てるなぁ」と
思ったことがひとつあった。


俺 「なんだかんだ行ってよかったな」

U太「あ、でも萌えを叫んでないっスね」

俺 「ホントだ。ニワカと思われちゃうな(笑)」

U太「いっときます?(笑)」

俺 「いいぜ?。。せーの。。」

2人「萌えーーーっ(爆笑)」

U太「張り切ったけど全然違いましたね(笑)」


こんなどうしようもない後輩U太。。

しかし2023年の今でも俺と連絡を取り合う
貴重な存在なのは間違いないであろう。

が。。


このあと自分に降りかかる事件を今は知る由もない


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【第1話】 俺