前回の続き。。

久々に夜遅くまで遊び、更に外泊して迎えた朝。

俺はベッドで至福の時に包まれていた。

もちろん横には「フォン」が眠っている。

朝方2回戦を済ませた後はそのまま帰ると思ったが
もう一度抱き合って今まで眠っていたのだ。

やっぱり昨日の判断は正解だ。

『テーメーカフェ』は完全なプロ嬢ばかりではなく
セミプロやほぼ素人が多いことも人気の理由のひとつ。

そんな眠っているフォンが仕事に行く時間が10時だと
聞いており俺は軽くちょっかいを出して起こしてみた。
※フォン。。以下、雨


雨 「。。ん~。。今何時?

俺 「9時だよ」

雨 「まだ眠いよ。。

俺 「今日仕事だろ?」

雨 「ん~。。


俺達はまるで本当の恋人同士のように会話する。


が、そんな気分もつかの間。。


彼女は仕事に行くため起き上がり着替えを終えた。


雨 「行きたくないけど。。もう行くね 

俺 「俺はチェックアウト時間までゆっくりするよ」


ベッドの上でゴロリとしたまま2,000バーツを渡すと
フォンはピョンっとベッドに飛び乗り俺にチュッ♡


雨 「じゃぁ、また週末ね 555~ 


昼間はちゃんと仕事をするスタイルを見て
ホント良いコだなと再認識。

「K美(嫁)」が一時帰国でバンコクに居ない期間は
しばらくストップしていた夜遊び知識を更新するため
浅く広く、とことん遊びまくってやろうと考えてたが
ずっとフォンひと筋でも良いかな、と考え出していた。


約2時間後、俺もチェックアウトするために身支度。


ホテルの窓からスクンビット通りが見え
いかにも午前中といった爽やかな明るさの中
クルマやバイクが行きかうのを眺めながら
タバコに火をつけた。


この朝(昼)帰りの感覚、久々だけど。。

やっぱたまらんっ!

この後の行動を想像しても同じ。

チェックアウトして朝マックならぬ昼マック。。

その後は街ブラしてカフェでも入って人間観察。。

で、マッサージに行って、川向うの散策でも。。


あぁっ!自由って最高っ!


そしてシャワーを済ませ、服を着た後だった。

俺のハッピータイムは一転する。。

。。。


無い


。。。


無いっ!


。。。



「俺のNOKIAが無いやんけ!!!」


一気に変な汗が噴き出す。


ベトナム出張に行く直前に買ったばかりの最新型。。

ガラケーだからベッドでいじって遊ぶこともなく
むしろ着信音で2人の邪魔をされたくないから
ケータイはドア横の棚にポンと置いてあったのだ。


ん?

置いたような気がする。。だけ?

『RCA』か、帰りのタクシーで既に落としていた?

いや、違うっ。

仕事用のクソボロケータイだけは同じ場所にあるから
置いた時に「1台しかない!」「落とした!」と
酔っ払っていても絶対に気付くはずだ。


まさかフォンが!!??


直ぐに確認したかったが彼女の電話番号を知らない。。

至福の時から一気に憂鬱に。。


。。。


そして次の週末が来た。。


俺はドキドキしながらテーメーカフェの階段を降りる。


もちろん時間は21時30分。。


いつもの場所に雨は降っていなかった


なんとビックリ毎日更新 
今日もポチっと応援よろしくお願いします 
にほんブログ村 大人の生活ブログ タイナイトライフ情報(ノンアダルト)へ
にほんブログ村

ブログ「タイ若!痛感物語」を最初から読む 
1話1分程度で読めますので是非とも m(_ _)m
FullSizeRender
【第1話】 俺