前回の続き。。

数週間ぶりの『テーメーカフェ』で再会した「フォン」

いや、再会などと言う美しく綺麗なものでは無く
’’突き飛ばされる’’ と言う超恥ずかしい対面だった。

テーメーでいきなりヒザから崩れ落ちた日本人と
涙を流すタイ人の女のコとそれを見守るギャラリー。。


どんな場面だよ（苦笑）


俺はその場から逃げるように裏口から上がり
いつものタイ料理屋に駆け込んだ。


テーブルに着くとフォンは正面に座らず
俺の横にピタッとくっついて座って来た。
※フォン。。以下、雨


雨　「ずっと待ってた 」

俺　「先週、先々週ともお客さん居なかったの？」

雨　「俺チャンが来ると思って。。」

俺　「あぁ。。」

雨　「声を掛けられても金額を高く返事してた 」

俺　「。。ごめんな。。連絡もしなかったね。。」

雨　「いつも23時頃まで待ってたのよ 」

俺　「。。。」

雨　「もう会えないかと思って心配したんだから 」

俺　「。。。」


背中をさすったり頭を抱き寄せ落ち着かせる。

こんな場面で「調子の良いこと言うなよ」なんて
女のコを無下に扱う俺じゃあない。

時間があると言うことは心に余裕もできる。

それに「結局俺はひとりか。。」なんて思ってたのに
’’待っててくれる女のコが居た’’ ことに軽く感動。

それに今の今まで全く気が付かなかった。

そしてフォンのことを忘れていたわけじゃない。


俺は彼女を毎週連れ出していたにも関わらず
連絡先の交換（電話番号）をしてなかったのだ。


もちろんこれは「Ｋ美（嫁）」対策でもあり
フォンはカラオケに在籍する女のコなんかとは違って
’’日本人とはこう付き合うべし’’  ’’嫌われる行為’’
’’これが日本人のスタイルだ’’ ってことなどの
教育がされていない、全く知らないだろうと考え
「仕事中や夜は電話をしないでくれ」ではなく
根本の電話番号もあえて教えていなかったのだ。

それにテーメーに行けば必ず毎回会えてたことと
ドストライクの容姿じゃなかったからと言う
理由も関係していたからかもしれない。。ゴメン。

俺は彼女に心配を掛けてし申し訳ないと思ったのと
Ｋ美も一時帰国中でバンコクに居ないこともあり
「今日は朝まで一緒に居て欲しい」と提案した。

そう言うとフォンも機嫌が直ったようで
少しずつ笑顔が戻ってきた。

いつもと違い時間は限りなくあるため（限りはあるｗ）
一緒に『RCA』に踊りに行くことにした。

以前にも紹介したがフォンは夜遊びの格好ではなく
どちらかと言うと一般的な女のコの格好で
もちろんRCAに行くことなんかも考えてはおらず
現地ではちょっとだけ浮いていたが今日は無礼講。

そんな俺だって大した格好はしていない。

帰りに同じ通りでみつけた屋台街でカオカームー。

俺はあまり得意じゃないが彼女のために食う。

その後はモーテルにしけこむ。。

久しぶりに会った恋人気分で生挿入。

朝はベッドでイチャイチャしながら2回戦。


久々に朝まで遊んだ俺は心地良い気分に包まれた


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【第1話】 俺