前回の続き。。

同じタイで生活する者でも生活環境の違いはある。

前話でもお伝えしたように、しっかりした会社なら
手厚い駐在手当が本人や家族にも支給される。

’’一部上場一流企業の駐妻’’ (またはそれに近い)と
’’倒産寸前だった中小企業の駐妻’’ の「K美(嫁)」

この両者では話(価値観)が噛み合わないことが
多いのは当たり前なのだろうか?

それは前話で述べさせていただいたように
主に ’’会社からのタイ駐在条件’’ の話題だ。


K美から聞いた話ではこんな会話が多いらしい


駐妻A「K美さんは専属運転手さんが居ないのに
    買い物はどうされてるんですか?」

K美 (まずこの質問から理解できず)
   「シーローやタクシーを利用しますけど?」

駐妻A「ええぇえっー?!!!※目は大開き」
   「それ危なくないですかぁ??(笑)」

K美 「まぁ、ある意味危険かもしれませんけど
    食材も買わないといけませんので。。」

駐妻A「それ、絶っっっ対に旦那さん(会社)に
    言ったほうが良いですよ(笑)」

K美 「今のところは大丈夫です。。。」


家族専用の運転手付クルマがあることが普通の生活
だと思っているので話が噛み合わない。


こんなケースもある。。


駐妻B「もう最悪。。来年から会社側がケチって
    今住んでるコンドを引っ越せって言うのよ」

K美 「前向きに気分転換にもなると思ったら
    良いじゃないですか?」

駐妻B「まぁそうなんだけどね(ハァ~とため息)
    会社が6万バーツ以内で検討しろって」

K美 「ろ、6万!?(円ですか?)」

駐妻B「そんなの見つかるわけないわよね。。
    ローカルのタイ人じゃないんだから(笑)」

K美 「。。。」


会社負担で超高級コンドに住めるのが普通の生活
だと思っているので話が噛み合わない。


他には。。


駐妻C「週3回のタイ語レッスンと週1の料理教室、
    夜はテニスサークルが忙しくてねー」

K美 「夜はお子さんどうされてるんですか?」

駐妻C「え?K美さんはアヤさん雇ってないの??
    それでよく生活できますねぇ(見下す?目)」

K美 「。。。」


アヤさん(お手伝いさん)が居るのが普通の生活
だと思っているので話が噛み合わない。

※我が家では例の事件以降雇ってない。。参照ポチ↓


こんな感じで話に ’’ズレ’’ が生じてくるのだ。

こんなことから駐妻内に ’’派閥’’ ができるのも本当。

ランクが合わないと除け者扱いとなる。

中には相手の状況を分かっているのにあえて発言し
’’マウントを取る’’ ことに快感を覚えている
駐妻さんも少なからず居るようだ。

もちろん駐妻さんの全員がこういうことを
"いけしゃあしゃあ" と言うとは思わない。

何度も言う、一部の駐妻の方だ。


格差。。


そういう点では俺も会社による駐在条件格差に
ドン引いてしまったことが何度かある。


ある取引先での会話。。


取引先Aさん
 「大阪~バンコクの飛行機移動6時間は
  エコノミー席ってのは考えられないゾ(笑)」

取引先Aさんの同僚
 「確かにっ!そんなの絶対無理ですよ(大爆笑)」
 「ビジネスって仕事って意味ですからね(笑)」

俺 「ハハ(カラ笑い)」←もちろん万年エコノミー


また別の取引先での会話。。


取引先Bさん
 「来月子供の運動会なんだけど、その一時帰国が
  認められなかったら駐在辞めちゃうよ?(笑)」

取引先Bさんの同僚
 「休暇&もちろん移動費も会社経費でねっ(笑)」

俺 「ハハ(カラ笑い)」←親の葬式でも経費ゼロ


タイで生活する方々。。

これを読んで何もピンとこなければ
相手の気持ちや立場を考えて発言することも
少しだけ考えてみて欲しい。。

これは決して俺の貧乏自慢ではないし
大きな会社と中小企業を比べるのも
意味が無いことも十分に分かっている。


俺はともかくK美には辛い思いをさせていたかもしれない


申し訳ない。。( ˘ω˘ )
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【第1話】 俺