今回の話は旧ブログで最も読まれた記事かもしれない。


【駐妻(ちゅうづま)】とは。。


夫の海外赴任に帯同し生活する妻のこと。


バンコクを歩くと駐妻さんと思われる女性を見かける。

特にプロンポン周辺は日本人居住エリアなので多い。

いつもニコニコ笑顔で友達とショッピングや
ランチなんかをキャッキャと楽しんでいるのだろう。

俺は全然それで良いと思う。

旦那さんの仕事の都合で慣れない外国に住まわされ
苦労もあるだろうし、適度に息抜きして
気持ちよく楽しみながら生活して欲しいものだ。

しかし、この華やかに見えるタイ駐妻生活も
全員がその様なキラキラ生活とは限らない。

例えば俺の会社のように倒産寸前までになった
中小企業で何ひとつ駐在条件を決めることもなく
突然タイに来てしまった「駐妻 K美(嫁)」が
良い例かもしれない。。

K美も移住した最初のころは友達が全くできず
ひとりで子供(1歳)と過ごすことが多かったけど
最初からバンコク生活を目一杯楽しんでいた。

以前も紹介したが楽しめる理由のひとつ。。

出身地の超田舎ではありえないバンコクの環境。

超大型デパートやスーパーは目の前。
しかもそれらが街中に点在している。
高架鉄道は安く渋滞知らずで郊外まで行ける。
しかもその各駅の周りはどこも発展し、賑やか。
ガイドブックに載ってる場所だって直ぐ行ける。
マッサージ、エステ、ハイブランドのショップ。。
タクシーもバイタクもシーローも安い。
日本食も東京を始めとする都会の有名店が進出。
もちろん世界各国の料理だって食べられる。

毎日出掛けたって飽きが来ない。

誰だってLOVEバンコックになるだろう。


バンコク駐妻さんの中にはこんなことを言う方も。。

「旦那は本帰国しても私はタイに残る」と。

それほどまでに魅力のある国での生活なのだ。


しかし、ウチの場合。。

子供が大きくなり保育園に入園した頃から
多方面との交流が始まり、少し様子が変わってくる。


「憂鬱なことが増えてきた」と言うのだ。


それはズバリ ’’バンコク駐妻同士の付き合い’’

これがかなり疲れるらしい。※あくまでK美の意見


簡単にまとめると、そんなにも行きたくないランチで
自慢話的な話を聞かされるのが苦痛とのこと。

いや、相手はそれが ’’全くの普通のこと’’ となり
自慢話とは微塵も思っていないかもしれない。


例を挙げると以下の話題になることが多いらしい。


【職業】旦那さんの勤め先とタイで貰える給料
【住居】住んでいるコンドの場所・広さ・家賃
【子供】ある・なし(自由度確認)
【学校】通っている保育園や幼稚園のグレード
【アヤさん】お手伝いさんの仕事内容やその質
【習い事】自分が通っている習い事の内容や数
【運転手】家族専用の運転手さんの有無
【一時帰国】会社負担での年間帰国回数 etc...


これが大手企業の駐妻さん同士の議題なら
「BKK生活最高~っ!」と話も弾むであろう。

が。。

恥ずかしながら俺の家庭のケースを紹介すると
上記項目が以下のようになる。


【職業】名も無き田舎の中小企業
    タイ側での給料は7万バーツ/月
    ※日本側は最低限の数万円が入金
【住居】基本的な日本人居住エリアと言われる
    アソーク ~ エカマイ間から少し外れる
    1ベッドルーム 2万5千バーツ/月 ※会社負担
【子供】あり
【学校】日本人3割、タイ人7割の幼稚園 ※自己負担
【アヤさん】なし
【習い事】なし
【運転手】なし
【一時帰国】3年1回 ※会社負担 ※単身者は1年1回


これを読んで頂きどんな感想を持っただろうか?

そう。。


このように誰しもがキラキラのバンコク駐妻という訳ではないのだ


※次話へ続く
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