前話の銃繋がりでもうひとつ。。

「Mさん」「Nさん」と『タニヤ』で飲んだ帰り道。

一緒に3人でタクシーに乗り帰宅することに。

俺 → Mさん → Nさんの順番で降りることもあり
俺が助手席、お二方は後部座席に座り
アソーク経由でプロンポンに向うことになった。


Mさん「いやー、盛り上がったなぁ~」

Nさん「やっぱり問題解決の後はスッキリ飲めるな」

俺  「がんばりましたからねっ(笑)」


この日のお二方なのだが。。

先日のベトナムとインドネシア向けの不具合対策が
上手く対応でき、完全な問題解決に繋がったため
かなり上機嫌で結構な量の酒を飲んでしまい
どうにか歩けるくらいまで酔っ払っていた。

途中でそれに気付き俺は「おもりが必要だ」と判断。

更にその時から酒を控えるナイスプレー炸裂(キリッ)

タクシーはシーロム通りからラマ4世通りへ右折。

ラマ4世通りから俺達が向かいたい方向の
アソーク方面に行くためには通常であれば
この先にあるクロントーイ市場の交差点を左折し
『ベンジャキティ公園』前を通って行くのだが
その運ちゃんは交差点を曲がらず直進した。

その異変?に気付いたMさんがボソッとひと言。。


Mさん「あ、コイツ(運転手)遠回りしよるな」


と、言った瞬間だった。。


Nさん「なんやとっ? おいっコラっ!!」


なんとNさんは後ろから運ちゃんの後頭部を
おもいっきり手で押した (大汗っ

運ちゃんも何が起こったかわからず急ブレーキ。


Nさん「M!俺! 降りろ、降りろっ!!」


タイでは人の頭を気軽に触ってはダメな風習がある。

いや、こんなの日本でも絶対にダメだ。

いきなり頭を押された運ちゃんも怒りが収まらない。


真夜中にタクシーの横で大声で怒鳴り合い。


Mさん「オマエ、さっきのところ曲がらんと
    アカンやろがっ!(100%日本語)」

Nさん「ワシらが何にも知らん日本人やと思って
    ナメるなよ!!!(100%日本語)」

運転手「私はタイ人だ!!アンタより道は詳しい!
    もう勝手にしろ!!!(タイ語)」


運ちゃんはそう吐き捨てるとタクシーに乗り込み
コチラを睨みつけながらバァーーンッ!と
必要以上に力強くドアを閉め走り去った。


Mさん「小銭を稼ごうとしやがって!!」
   「ワシら観光客じゃねーんだぞ!」


実際こういう質の悪いタクシーの運ちゃんは多い。

乗車拒否、遠回り、ターボメーターなんてのが
バンコク近辺で流行していた時の話だ。

それにしても酔ってる方の面倒を見るのは大変。。

元ヤンキーのお二方の場合は特に(涙)

でも、ぼったくりダメ!絶対!

酔っ払って気が大きくなるのもダメ!絶対!


俺たちは通り過ぎた交差点の横断歩道を歩いて戻り
直ぐ通り掛かった違う新しいタクシーに乗り込んだ。


俺  「スクンビット ソイ19 まで」

運転手「OK」


ブォォーーーーーン・・


するとどうでしょう。。


そのドライバーもさっきのタクシーと同じように
ベンジャキティ公園方面に曲がらず交差点を直進。


Nさん「はぁ?」


今度はMさんも変だと思い?黙ったままだ。

そしてタクシーはその次のソイを曲がった。


Mさん「あー、この道って抜け道なんかぁ?(笑)」
   「さっきの道も正解か?(笑)」

Nさん「。。。」

俺  「。。。」


俺は道順に関しては工事中とか渋滞を避けるためと
うっすら思っていたこともあり
さっきのタクシーの運ちゃんに意見はしなかった。

いや、あまりのお二方のブチ切れ具合にビビり
黙っている事しかできなかったのである(苦笑)

とにかく最初のタクシー運ちゃんが良い人で
大きなトラブルにならなかったのが幸いだ。

正しい道順なのに怒鳴ってしまいゴメンナサイ。

些細なことで直ぐキレるなんてカッコ悪い。

これは皆さんも気をつけて頂きタイ。

前話でもお伝えしたように。。


助手席のグローブボックスには銃が入ってるかもしれないのだ


先輩方であろうと銃には適わない(>_<)
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【第1話】 俺