タイは若いうちに行け!痛感物語 【第9章】 開始


俺が働いている会社の男性タイ人スタッフの中に
カッコいい ’’ダメージGジャン ’’を着ている奴が居た。

ダメージ系ヴィンテージデニムというのだろうか?

そのGジャンはかなりエイジングが進んでいるのと
肩の部分から袖先に掛けて小指先ほどの穴が
たくさん開いてるのがとても印象的でお洒落。
※エイジング。。色落ちなどの経年変化

俺も普段ならこんな話もあまりしないのだが
そのスタッフは1週間ほど会社を休んでいたため
色々気になって話しかけてみた。
※Gジャンのタイ人スタッフ・・以下、Gス


俺 「それ、カッコいいね。どこで買ったの?」

Gス「これは『Imperial World Samrong』です」

俺 「え?あんなボロいデパートにこんな渋い
   Gジャン売ってるんだ」

Gス「僕、センスが良いんですよ 555」

俺 「特にその穴の感じが良いよね」

Gス「あ、でもこれは最初からこうじゃなくて。。」


と言うと彼はGジャンの袖を捲り上げた。


クルクルッ・・・


なんということでしょう。。(゚∇゚ ;)エッ!?

皆さんにも想像していただきたい。


その無数に開いている穴のちょうど真下にある皮膚が
ぷくっと赤茶色に膨らんで傷になっているではないか。


Gス「クラブの帰り道でバイクに乗ってたら
   ショットガンで打たれちゃって 555」


こんなことがあっていいのだろうか。

まだガーゼで追われている部分もチラホラ。。(汗)

それはドラマや漫画の中の出来事でしょう(汗)

ここはタイランドだぜ?  ※氷室京介 風


っていう感じの思いが俺の頭の中でグルグル回る。。


Gスはこれが原因で1週間休んでいたのだ。

詳しく話を聞くと先々週クラブ遊びを終えての帰り道
友達の運転するバイクの後ろに乗って帰宅している時
草陰からいきなり パァーンッッ!と撃たれたらしい。

運転手も被弾したためバイクは思いっきり転倒し
2人はころげながら横の草むらに突っ込んだ、と。

Gスは話を続ける。。


Gス「誰がやったかは既にわかってるんですよ」

俺 「え?それって抗争?」

Gス「傷が完全に治ったらやり返しに行きますよ」

俺 「。。。

Gス「あ、俺サンも一緒に行きますか?」


これは丁重に断り、仕返しするのも引きとめた。


日本と違いタイは銃を所持できる銃社会。

10人に1人が何らかの形で銃を持っているらしい。

特に恋愛感情のもつれでキレやすいタイ人男性は
後先を全く考えず撃っちゃうので要注意だ。

タイは銃関連の死亡者数で世界トップ10に入る。


教訓:タイは銃社会ということを忘れてはいけない


調子に乗ってはダメなのです(;・∀・)
今日もポチっと応援よろしくお願いします 
にほんブログ村 大人の生活ブログ タイナイトライフ情報(ノンアダルト)へ
にほんブログ村

ブログ「タイ若!痛感物語」を最初から読む 
1話1分程度で読めますので是非とも m(_ _)m
FullSizeRender
【第1話】 俺