前回の続き。。
屋台で偶然出会ったベトナム人の「タイさん」
彼との話の流れで「KTVを紹介しましょうか?」と
なったのだが俺はその意味が全く分からなかった。
俺 「すみません。。」
「KTV って何ですか?」
タイ「ホントウ? シラナイ?」
タイさんはあまり慣れない日本語で
俺に一生懸命説明をしてくれた。
わかったのはベトナムガールの居るカラオケクラブで
バンコクと同じシステムのように女のコが気に入れば
店外デートも可能だ、と言ってるように理解した。
もちろんかなり興味はあるのだが不安もある。。
そんなことを考えているとはいざ知らず
タイさんは少し強引に?誘って来た。
タイ「アンナイ スル。イマ イキマショウ」
俺 「でもそれって。。危なくないですか?」
タイ「ダイジョウブ」
「ワタシ ハタラク ホテル ノ ナカ アル」
俺 「あ、そうなんですか」
タイ「オレサン イイヒト、ダカラ アンナイ シマス」
今思えばこんな見ず知らずの土地ハノイで
会ったばかりの人に付いていくって絶対おかしいけど
この時の場の雰囲気や状況からすると
それは極々自然の流れの様な感じに受け取れ
俺はタイさんを信じて付いていってしまう。
『フォーチュナ・ホテル』
そこは俺の泊まっているホテルのロビーとは
比べ物にならない豪華さだった。
タイさんは俺に「ココデ マッテテ」と言うと
直ぐレセプションに行き何やら話し込んでいる。
数分後にタイさんが笑顔で戻ってきた。
タイさんに「アソコ カラ ハイリマス」と
指を差されたので俺がそちらのほうに振り向くと
タイさんは俺の背中をポンっと押した。
タイ「ビール ゴチソウサマデシタ」
俺は「一緒に行くんじゃないの??」と言ったけど
タイさんは少し笑いを浮かべたまま首を横に振り
俺の手をギュッと握り硬い握手だけ交わすと
そのまま「Good luck」とだけ言い残し去っていった。
。。。
(こ、こういう展開か。。)
ここからタイさんが居ない不安もあったけど
俺は言われた方向にある大扉に向かて歩いて行く。
(こんな豪華なホテルなんだから
危ないことはない?だろう。。)
(最悪、クレジットカードは持ってる。。)
(これも勉強だ。。)
こんな感じで「行く」と言った気持ちだけが
ドンドン膨らみ俺を後押しする。
まぁここで全然引き返すことも全然できたのだが
何かが俺の身体を吸い込むような感覚で戻れない。
俺はあの扉の向こうを確認しなければならないっ。
大扉の前まで行くと男性スタッフが扉を開けてくれ
「ドウゾ。コチラデス」と丁寧な対応をしてくれた。
言われるがまま入ると部屋の中はかなり暗め。。
カラオケのテレビモニターの明かりで
うっすら店内が見える程度。
(やっぱりヤバいか??

その直後だ。。
バンコクで聞き慣れた声が聞こえてきた。
綺麗なベトナム人女性「いらっさいませぇぇ~~ ♪」
僻地で安心の日本語っ(笑)
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1話1分程度で読めますので是非とも m(_ _)m

【第1話】 俺
コメント
コメント一覧 (6)
「バンコクで聞き慣れた声」いいですね~(笑)
KTVは確か上海にもあったような…
社会主義国では何で検挙されるかわかりませんので夜遊びは怖くてできませんが💦
今回は一人で初訪タイして屋台で出会った見知らぬ男にいきなり案内された、的な😄
さあ、お国の違い楽しみにしています!!
俺
が
しました
やはりどこの国へ行っても片言日本語はいいですね!
ケルベロスの門をくぐり、足を踏み入れた先には…
そう、無限のパラダイスが待っています(有料)
ひな壇で選ぶ所からドキッがムネムネ、いや、胸がどきどきですね。
KTVという言い方がなんかローカルチックでいいですよね。
Vの子は天然巨乳が多いイメージです。タイのような虚乳だと寂しいです。
その2つのエベレストを眺めながら飲むベトナムビールは、俺さんの喉の渇きを
一気に癒してくれますね(有料)
更に酒が進めば、これまた違うお楽しみも…(有料)
行きたいなぁ、ベトナム… 色白のベトッ娘、色白はもっと良し!この格言は、三国志の馬良の言葉です。(有料)
やはり軍資金ですね…
俺
が
しました
そう言えば私もKTVに行きました ホテル内ではなく普通の市中のビルや一軒家だったと
思います どうやって見つけたか思い出せませんが確かその方面の動物的勘が鋭い
別の出張者が見つけてきたような気がします
ハノイの片田舎でKTVの曲もベトナム語か最大良くて英語 日本語は全くありませんでした
入店するといきなりビールがケースで運ばれてきて全部払わせられるとビビリましたが
チェックビンのときに空き瓶の数だけ払わされたのでほっとしました
女の子はかわいい子が多かったと思います どこまで行けるか手探りでしたがかなりの
タッチまでOKでいわゆるピンサロレベルでした それ以上はパスポートの判が怖くて
攻めませんでした
俺
が
しました
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