前回の続き。。

ベトナム・ハノイ出張の4日目。。

現場で取り掛かっているトラブル対応の山場は
ベトナム人スタッフの多くを集中導入していただき
ほぼ計画通りになんとかクリアできた。

最悪の事態 ’’生産ラインストップ’’ となることは
何とか回避することができたのだ。

修理したマシンが無事に動き出し生産開始。

毎日遅くまで不具合対応した成果が出た。

「ホーさん」始めベトナム人スタッフの方々も
手を叩いたりガッツポーズで嬉しさを分かち合う。


この一体感。。。最高だ。


今回の不具合で約3.5日間マシンがストップしたため
こちらの工場の方々は次の土日も出勤になるだろうが
嫌な顔もせず快く対応してくれるだろう。

一緒に仕事をした3日間で少しわかったことがある。

ベトナム人はタイ人と違って仕事は非常にマジメ。
※弊社タイ人スタッフ基準

初日ホーさんと会ってのベトナム人の第一印象
「タイ人と同じかよ(笑)」は取り消させて頂く。


いや、詳しく言うとホーさんは少しキナ臭い(笑)


自己心過剰と言うか「日本語完璧です」と言ってたが
何か日本のドラマで覚えたようなスラング言葉を
知っているのが特別なだけだった。

「ジケン ハ カイギシツ ジャナイ!ゲンバ ダ!」
「ドウジョウスルナラ カネ ヲ クレ!」

これらは確かに現地では面白かったが
周りからちょっとだけ浮いているように見えた(笑)

こんなんでも一応はマネージャー。

工場内の喫煙所に置いてあった ’’竹パイプたばこ’’ も
休憩しているスタッフを押しのけ率先して吸い
俺に得意げに見せながら言った。※お手製のシーシャ


ホーさん「ドウゾ スッテ クダサイ」

俺   「(スゥゥ~ッ)ゲホッ!ゲホッ!」
    「何ですかこれっ?」

ホーさん「ハハハッ」
    「コレ タバコ ノ 100バイ カラダ ワルイ 」

俺   「何ちゅーもん吸わせるんですかっ(汗)」


現場で直接的に働くベトナム人スタッフは
俺が注意点や作業の内容を説明している時も
わからないことはきちんと質問してくるし
手間の掛かる難しい依頼にも快く答えてくれ
「最後までやり遂げるぞ」と言う思いを強く感じた。

一言で言うと ’’勤勉’’ だ。

スタッフの中に女性も居たが顔つきがタイと違う。

しかも可愛いコが多い。

タイの次はベトナム生活もアリだなとまで思った(笑) 
※これは2023年の今も変わらない

一般的なベトナム人の気質が皆同じならタイランドは
直ぐベトナムに追い抜かれるな。。と思ったのも本当。

でもこれは普段タイでタイ人スタッフを管理する
俺の実力不足(指導不足)ともとれるので
タイ支社工場に戻ってからはバリバリやるぞ!と
俺としても一皮向けた気がした。

(ヨシ。とにかくこれで予定通り明日帰れるぞ)

毎日ホーさんに食事に連れて行ってもらったから
その流れ的に今晩も。。と思っていたけど
ホーさんは「今日はホテルに直接送る」と言う。

そりゃそうか。。

前日、前々日の2日間とも仕事上りが遅かったうえに
その後にわざわざ俺を食事に連れて行き
更にホテルまで送ってから帰宅していたのだから
少し休みたいはずだ。


帰り道で俺が「ホーさん疲れたでしょう」と言うと
ホーさんは「オクサン オコル、ハヤク カエル…」と
申し訳けなさそうに笑いながら帰って行った。

これは日本もタイもどこでも同じか(笑)

女性は強いっ!


ありがとうホーさん。

あなたのお陰で楽しい出張になりました。


そんなこんなで俺の初ベトナム出張は幕を閉じた。。と思ってた


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【第1話】 俺