前回の続き。。

ベトナム・ハノイ出張 2日目。。

2日目と言っても1日目は移動と街ブラのみだから
実質は1日目のようなもんだ。

朝は日本語の出来る現地ベトナム人の方が
ホテルに迎えに来てくれる計画になっている。

俺は10分前にホテルのロビーに降りて待機。

しかし約束の時間を15分、30分、45分過ぎても
お迎えのベトナム人は現れなかった。

そして今の俺には連絡手段が無い。

俺も俺を送り出したタイ支社工場もローミングや
現地シムを買って差し替え、と言った発想が無く
ハノイで使えるケータイ電話を持たずに来ていたのだ。

※ローミング
 通信キャリアのサービスエリア外で通信したい場合
 提携する現地キャリアの通信網を利用する機能


いつ迎えが来るかわからないためロビーからも動けず
目の前にある出入り口のところでタバコを吸うか
空港で両替したベトナム紙幣をペラペラと見たり
意味もなくパスポートのスタンプを眺めてみたり。。

ケータイ電話に初期インストールされている
’’蛇が動き回るゲーム’’ で時間つぶし。。

ちなみに「ジェーン」と一緒に『パンティップ』で
買ったNOKIAは使い込みボロボロになりすぎて
最新型NOKIA(17,000THB)にグレードアップ済み。

※参考ポチ↓  初めて買った個人ケータイ電話


(連絡したホテルの場所がわからないのかな?)
(初日から作業遅れはマズい)
(当初の予定通りタイに帰れない?)
(タイ工場の支援に来たTはひとりで大丈夫か?)

なんて少し焦りが出てきたころだ。。

七三分けの兄ちゃんがロビーに駆け込んできた。


七三分け「ハァハァ。。フゥ~ッ ※大袈裟に」
    「オレサン デスネ?」
    「イヤー スミマセン、ジュウタイ デス」


俺は頭の中で「タイ人かよ(笑)」と思ったけど
コレくらいはベトナムも普通らしい ※後日判明


彼の名は「ホーさん」と言い、俺より5つ上の38歳。


ホーさん「ソレデハ、イクマショウ」


事前情報で日本語が相当上手いと聞いていたけど
約30分の道中で会話した限りでは、だいぶ片言。

でも初めて来たベトナムでは俺の心強い味方だ。

俺達が原因のトラブルなのにホーさんには
ホテル ⇔ 工場の送迎だけではなく
仕事の面でも色々と一生懸命対応してもらった。

作業中のベトナム人スタッフとの通訳や作業補助、
簡単な交渉事、それ以外にも昼休みになると
「オイシイ コーヒー イクマショウ」と誘ってくれ
本当に美味い ’’ベトナムコーヒー’’ をご馳走して頂き
作業終了後の夜飯には低いテーブルが良い感じの
野外レストランで ’’鹿鍋’’ をご馳走してくれたり
ホーさんの手厚いサポートのおかげで
国外出張も捨てたもんじゃないと思えるほどだ。

翌日の夜に紹介してくれたベトナム式サンドイッチ
’’バインミー’’ は今でも大好きな食べ物のひとつ。

出張は責任もあるし疲れるけどこう言ったことを
’’なかなか出来ない良い経験’’ と思うと割り切れる。

これは俺の良い部分ではなかろうか?

とにかくホーさんが居てくれて今回の出張は
思っていたよりも楽に感じることができた。


そう言えば「Mさん」はインドネシアで上手くこなせてるのかなぁ。。


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【第1話】 俺