前回の続き。。

『ナナプラザ』に初めて足を踏み入れ圧倒される「T」


T  「いやー、地元じゃ考えられない場所ですね!」

俺  「地元にあれば他県からも来るよな(笑)」

T  「マジ感動っす!」

俺  「俺も初めて来たときは感動したよ」

T  「ここだけで何軒くらいあるんですか?」

俺  「そんなの数えたことないよ(笑)」
   「2~30軒くらいかな?」

T  「毎週末に遊びに来ても6ヶ月掛かるってことか」

俺  「でもバーホッピングって感じで
    1日で数軒周るから直ぐ制覇できるよ」

T  「そんなに長居するところでは無いんですね」

俺  「好みのコが居れは別だよ(笑)」

T  「各バーに女のコも多そうですねぇ」

俺  「確かに冷静に考えるとバーが25軒あるとして
    各バーに20人居れば計500人だよね(笑)」

T  「多すぎて行く場所に悩みますね(笑)」

Mさん「でもな、この中で一番良いとこ案内するわ」

T  「ボラれないところでお願いしますね(笑)」

Mさん「大丈~~夫!」
   「今日はTの歓迎会ってとこだから
    どうなっても全部奢っちゃるよ」

俺  「え?マジすか?!俺も?」

Mさん「ちゃっかりしとるなぁ(笑)」

T  「あざーっす!めっちゃ楽しみっす!」


最近よく来るナナプラザでの俺とMさんの遊び方は
先ず行ったことの無いバーを1~2軒周り偵察。

そして今日Mさんが「一番のお勧めだ」と言う
2階右奥のゴーゴーバーで楽しく〆るパターンが定着。

多店舗より広く在籍嬢も群を抜いて多い。

しかも最近通ってるので顔見知り嬢が多く
今夜も盛り上がるのは間違いない。


そこを目指して3人で突き進む。

Tがずっとキョロキョロしているのが何とも面白い。


そんなTのテンションが更に上がる演出?があった。


俺達がとりあえず右側から2階に上がろうとすると
先週行った店のゴーゴー嬢が客引きをしており
「ウエルカム!!今日もペイバーしてっ♡」と
俺の腕に絡み付いて離れようとしない(笑)

しかもその状況を察知した他の在籍嬢が
店内からゾロゾロと出て来る出て来る(笑)

もみくちゃにされるMさん。

先週も羽振りよく飲んだから仕方なし(笑)

「後で顔出すから 」と、なんとか振り切り
2階に上がると新たなゴーゴー嬢が「ハロー!!」
「やっと来てくれた」「こっち、こっち~♡」と
Mさんの腕を掴んで引っ張る引っ張る(笑)

空にそれを何とか振り切り2階奥側に歩いていくと
目当ての店にたどり着くまでに新たなゴーゴー嬢が
「あ!この前の日本人達!キャー♡」と言いながら
俺達に抱きつくように通せんぼ(笑)

もちろんTは後ろからこのひと通りの光景を見ていた。


T 「2人とも。。。最高ッス!!!」


Tは俺が日本に帰らない理由をこのとき確信したらしい


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【第1話】 俺