前回の続き。。

「M先輩」と「ネーン」結婚式が無事に終わった。

前話ラストに登場したネーンのお姉さん「ヌイ」と
俺のアバンチュールを期待して下さった読者様には
大変申し訳ないが普通に話をして終わっただけ。

しかしこのヌイは先の物語で登場する重要人物?で
この出会いを是非とも覚えておいて欲しい。

。。。

俺やタイ人スタッフは翌日バンコクに戻って
休み明けに出勤開始。

俺は同じ会社の「Mさん」や「Nさん」に対して
簡単に結婚式の様子を説明した。

俺の発言でまた何か不満が再炎上してはいけないと
「華やかで幸せそうで良かったですよ」と一言のみ。

逆にそれ以上、何も聞かれることも無かった。

「Yさん」は駐在員でなく奥様がタイ人なだけあって
今回の ’’M先輩だんまり事件’’ に多少理解があり
極々普通に報告をさせてもらった。

M先輩はバンコク郊外の一軒家に引っ越しをするため
その準備を終えてからの出勤予定。

会社からの駐在規定(家賃補助)ではまかなえない
一戸建て庭付きの大きな家を借りたのだ。

でも結婚後もネーンは退職することはなかったため
給料を合わせ、足りない分を補填しカバーをすると。

M先輩が最初から住んでいるサービスアパートの
間取りはスタジオタイプ。※ワンルーム 30平米

場所はバンコクで便利だけど2人で済むにはチト狭い。

もちろん通称 ’’連れ込み館’’ と呼ばれるだけあって
新婚さんの環境的にも良くないであろう。

※参照ポチ↓ 俺の古巣でもある


M先輩はタイ人と結婚し、生活環境も変わり
大変かもしれないが心機一転がんばる所存だ、と。


そして約1ヶ月が過ぎた頃。。

M先輩は結婚生活はすごく幸せだけど
苦労すること、理解不能なことも多いと言う。

例えば。。

ネーンの親戚周り+αがバンコクに遊びに行くから
泊めて欲しいと次々に来たり、時にはお金の無心。

新しい商売を始めたいから助けてくれないか?とか
バイクを買いたいから頭金を。。などなど。

ネーンもM先輩の月給が基準の生活になるから?か
だんだん金使いが荒くなってきたように感じる、と。

俺達にプライベートな内側の部分はわからないが
2人ともにハッキリ目で見てわかる変化もあった。

ネーンは主に物欲なのだがいくつか紹介すると。。

・所有するケータイ電話が最新機種になった
・コーヒーがスターバックスに昇格(最低AMAZON)
・自家用車の内装が豪華に(可愛く)なった
・ゴールドのブレスレッドを身につけるようになった
・ ’’i-Mac G5’’ をシンガポールから取り寄せたと豪語。

そして何より悲しいことに。。’’笑顔’’ が減った。。

あんなに愛嬌があって「爽やかな風」とまで
呼んでいた時のネーンは一体どこへ?

あとこれは実際に目で見たわけではないけど
結婚式・披露宴が行われたネーンの実家も
大規模な改装工事に入ったらしい。

タイ人の多くは見栄っ張りのような気がする。

ネーンも日本人と結婚したんだからと言う
焦りや見栄もあったのかもしれない。

でも結婚後はそういう面が顕著に現れたと思う。

爽やかな風から変わらないで欲しかった。。

M先輩の方は駐在期間もあと5ヶ月で終わるため
今後の生活をどうするかで親御さんや親戚ともめたり
以前に増してネーンの束縛が厳しくなった、など
ストレスで10円ハゲ1個と1円ハゲが2個できていた。

変わってしまったM先輩とネーン。。


Mさん「ふんっ。」
   「相談もせずタイ人なんかと結婚するからや」


M先輩とMさんの溝は全く変わらないままだった


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【第1話】 俺