前回の続き。。

「Ｍ先輩」と「ネーン」の結婚式2次会。

ディスコパーティーの中盤から後半にかけてのことだ。

俺の横の空いている席に超キュートな笑顔で座り
突然話しかけて来た全く知らないタイ人の女のコ。
格好もきちんとした結婚式用ワンピースだ。


女のコ「俺サン。乾杯しよっ 」


【俺脳内】
誰だ？？ステージで踊ってるセクシーダンサー？
いや。。でも俺の名前を呼ばれたぞ？
あ、そうか！タイ人スタッフが命令したのか？
あそこにいる日本人に迫ってみてよｗｗ って。
それを遠目から見て笑ってるに違いない。
だってこんなド田舎にこんなレベルの高い
可愛い女のコが存在する訳がないし
そもそも話しかけられる理由も思いつかないっ。。


女のコ「ネーンも結婚しちゃったなぁ 」

俺　　「そうですね。。」

女のコ「羨ましいなぁ 」

俺　　「やっぱ女性は結婚に憧れますか。。ハハ」

女のコ「私だってイケてると思うだけど  555」

俺　　「確かにお綺麗ですよね」

女のコ「ホント？ありがとう 」

俺　　「あ、あの〜。。スミマセン 」
　　　「あなたは。。？」

女のコ「え？私？　フフフッ 」


全く知らない彼女によくよく話を聞いてみると
なんと「ネーンの実のお姉さん」とのこと！

確かにお姉さんが居るとは聞いたことがある。

しかしこんな綺麗なお姉さんだったとは。。

顔は妹と同じく「北川景子」っぽいんだけど
清純っぽさがなくどちらかといえばセクシータイプ。

俺はこの時までにかなり酒も入ったうえ
ダンスで脳も沸騰しかけていたが
ハッキリと認識できたことがある。

それはネーンの唯一の欠点？とも言える
’’貧ニュウ’’ が改善されていること（笑）
※ちなみに俺は尻〇ェチです

このネーンの実のお姉さんのニックネームは「ヌイ」
ネーンより4歳上の当時26歳。
芸能人に例えると「鈴木えみ」が正しい表現か？
タイ大手企業「SCG（サイアムセメント）」で
営業担当をしているバリッバリのキャリアウーマン。

これは一級品。

俺が遊んでいる風〇店で知り合う夜のタイガールとは
レベルが違うというか比較にならない。

しばらく2人で会話する時間ができた。

妹の結婚式を見て憧れが出てきたのか？
4歳年下の妹に先に結婚された焦りか？

月見団子を乗せる木製の棚に堂々と積まれていた
100万バーツを見て思うことがあったのだろうか？
それとも今日までに妹から散々自慢をされていた？

とにかくヌイの言うことを簡単にまとめると
「’’日本人の彼氏’’ が、超～欲しい」らしい。


俺　「残念。。俺、結婚してるんだよね。。」


そう言うとヌイは俺に少し身体を寄せてきた。


（えっ。。？）


ヌイ「そうなんだネ。。」
　　「でも将来どうなるかは誰にも分からないよ 」
　　「フフフ。。」


意味深な事を言われ満更でもない気分になったのは言うまでもない


まさかの展開に期待！？
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【第1話】 俺