最近「M先輩」が夜遊びに行っていない。

俺が誘っても素っ気の無い返事ばかりだ。。

今思えば ’’MPツアー’’ の記念すべき第1回目は
M先輩も一緒だったがそれ以降は一切無し。


※ここでもう一度、M先輩と「Mさん」が
 「M」かぶりとなり少しややこしいため
 もう一度簡単に人物紹介をします。。

「M先輩
駐在前のタイ現地視察から一緒だった初期メンバー。
俺の4歳年上。四大卒。バービアが大好き。

「Mさん
不祥事により強制帰国を喰らった「I先輩」の後任。
御年48歳の大ベテラン。タイガールと酒が大好き。


もとい。。

最近もM先輩を例の『クラブ不死鳥』にも誘ったが
「イイね」と言うだけで結局一度も顔は出さなかった。

最初は「俺とMさんの仲の良さにふて腐れている」
とも思ったけど、会社の昼休みの雑談中の感じでは
そんなことも無さそうだ。

女のコ関係の話にだって目をキラキラさせている。

じゃあ何故、夜遊びで俺達と連まなくなったのか?

ちょっと気になるじゃないか。。


そこで俺とMさんで調査を開始!


コッソリ自分だけ良い店を見つけて抜け駆けし
ひとりで楽しんでないか?を確認するために(笑)

そして後で白々しく「全部知ってるよ(ニヤリ)」と
驚かしてやろうと思ってたのだが。。


全く違う結果を迎えてしまうのである!


とある休日出勤の日。。

M先輩が「今日はちょっと先に帰るね」と言ってきた。

俺は心の中で「動いた!!」と思いながらも冷静に
いつもの装いで「お疲れ様~、また月曜日ね~」と
挨拶した後、直ぐMさんにこの情報を流し
一緒にM先輩の後を付けることにした


時間は16時。。。尾行開始だ!


M先輩が会社を出発するのを確実に確認してから
俺とMさんも1台のクルマに一緒に乗り込み出発。

後を付け初めて直ぐに帰宅ルートが違ったため
「キタ――(゚∀゚)――!!」っと盛り上がったのだが
M先輩は会社近くにある大型総合デパート
『セントラル・バンナー』に入っただけだった。

俺達は「ただの買い出しかぁ。。」なんて思ったが
この探偵の真似事が楽しくなってしまい
セントラル内にも付いて入っていくことに。


Mさん「まさかこんなとこにネーチャンの居る
    風〇店は無いわな(笑)」

俺  「いや、知る人ぞ知る穴場的なエ〇い店が
    あるかもしれませんよ(笑)」


俺もMさんも学生時代くらいのノリノリ気分で
M先輩との適度な距離を保ち尾行を続ける。

途中で「少し近づき過ぎた!」となった時は
周囲に溶け込む買い物客のような演技をしたり
Mさんとクスクス笑いながら尾行を楽しんだ。

まぁ言っても対象者は仲の良い同僚。。

最悪見つかってもマイペンライ(笑)


M先輩はウィンドウショッピングをするわけでもなく
日本食レストラン『やよい軒』までやって来た。

しかし店内に入ることもなくショーケースを見ながら
出入口付近をウロウロしているのみ。

夕食を食べに来たのではなさそうだ。。

そして何となくソワソワしているようにも見える。


間違いない。。誰かを待ってるようだ


ふふ。。これは楽しみだぜ( *´艸`)
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【第1話】 俺