前回の続き。。

着任の初っ端から飛ばしていく新駐在員「Mさん」

何事にも応じることなく、ノリの良い性格だから
タイ生活に馴染むのも早かった。

それはもちろん俺達タイ初期メンバーともだ。

むしろMさんのほうが先に駐在員となり
俺達を受け入れた。。くらいの勢いや言動。

そしてMさんキッカケである事実を知ることになる。

俺達初期メンバーがタイ駐在開始前(日本出発前)に
本社役付きからキツ~~く念押しされていたこと。

「タイでの給与を絶対に口外してはならぬ」
「特に関連会社の駐在員には〇んでも言うな」

「何故ならばオマエらのタイ現地給与には
 特別手当1万バーツが上乗せされているからだ」と。

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しかしMさんがタイに来てからタイ国内に存在する
グループ関連会社の駐在員の方々(別会社)と
プライベートで話す機会が格段に増えて仲良くなり
夜遊びの話やもちろん時には ’’給料’’ の話なんかも
ざっくばらんに会話する仲になっていった。

そこで関連会社に勤める「Uさん」が放った
未だに忘れられない衝撃の言葉。。。
※今でもリアルに脳内再生可能


「そんな駐在条件でよくやってますね」


俺達を馬鹿にしたような表情で真面目に言った。

詳しく話を聞くと俺達は他の駐在員のように
十分な手当てが出ていなかったことが判明。

十分な。。いや、全っっく条件が違う!


【Uさんの駐在手当て 】
・会社の住居補填以内の家賃の場合、差額は支給?
・給料は日本と別にタイで5万バーツ支給??
・個人専属の運転手付きクルマ支給???
・家族帯同の場合は奥様専用のクルマも????
・年に2度の帰国権利?????
・危険特別手当?????? ←タイのどこが危険?


もちろんこれらが他の企業なら理解はできる。

しかしこのUさんは同じグループ会社。

そう。。会社側が ’’駐在条件口外禁止’’ とした理由は
俺達が他のグループ会社の駐在員と給料の話をし
それらを知ることにより「やってられない、帰る!」
「もっと給料上げろ!」なんて言い出さないように
するための ’’逆封じ’’ だったことが分かった。

俺達は「駐在員ってなんだ?」というレベルから
始まったくらいなので、今の駐在条件でも問題なく
暮らせているし普通なのかな?と思っていた(苦笑)

この事実を知った後、他の関連会社メンバーと
条件が全然違うことを本社(出向元)に伝えたが
俺達の給料が上がることは一切なかった。


しかし、だ。


この頃、俺はタイの魅力にすっかり取り付かれていて
「帰りたい」なんて思いは心の中に全くないどころか
「何とかしてこのままずっとタイに居れないものか」
と、常に考えるようになっていたくらいだから
「文句を言って給料が上がるなら上がるでラッキー」
「文句を言って帰国させられるのは絶対にゴメンだ」
程度にしか思ってなかった。

日本の本社よりも仕事量が多く、プレッシャーもあり
金も十分にあるわけではなかったけど
以前のように日本で刺激の無い生活をするよりかは
タイでの生活が数段上だと考えていたのだ。


俺は ’’タイという泥沼’’ に肩まで落ち込んでいた


知らぬ間に?ど~~っっっっぷり。。と( ˘ω˘ )
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【第1話】 俺