前回の続き。。
社員旅行@カンチャナブリーの夜。
会社の行事がひと通り終わり各自部屋に戻ったあと
新しくタイに赴任して来た大先輩「Mさん」から
「外で飲み直そう」と提案があった。
しかしカンチャナブリーは初めて来たし土地勘ゼロ。
そこでホテルのボーイから情報を聞き出すことに。
俺 「この辺で飲めるところありますか?」
ボーイ「この辺りはないですねぇ」
俺 (まぁそうだよね。。山だし。。)
ボーイ「でも街まで出ればありますよ」
「送迎タクシー利用しますか?」
俺 「ここから遠いんですか?」
ボーイ「30分くらいですね」
30分は遠い。。しかもあまり乗り気じゃない。。
ここはMさんには申し訳ないが「飲む場所は無い」と
いうことにして諦めて貰おうと思ったのだが
「タクシー」の単語をデビルイヤーで聞かれた。
Mさん「お!タクシーで行けるんか!」
「呼んでもらおうや!」
俺 「あ、でも1時間くらい掛かるって。。」
Mさん「ええやん!行こうや!」
【俺脳内】
グヌヌッ。。30分を1時間に盛ったのに行くだと?
もう0時回ってるんだぞ。。ん~。でもまぁ良いか。。
Mさん一緒に飲んでて楽しいし、話も面白い。
ここで一気に仲良くなっておけば
これからの仕事もスムーズに行くはず。
俺も時間を気にせずこんな自由に行動できるのは
「K美(嫁)」が一時帰国した時くらいだもんな。
俺 「じゃあ手配しますか!」
Mさん「アイアイサーッ!(笑)」
こうして俺達はボーイに送迎タクシーを頼んだうえ
行先を説明してもらい市街地に行くことになった。
帰りも電話をすれば降ろしたところまで迎えに行くと。
ブーーーーーー・・ン
到着したのは市街地とは言いにくいサビれた街。
車内からそれらしきバーはポツポツと見えた。
降りて直ぐに徘徊を開始したのだが。。
多少発展していても飲み屋は見つからない。
いや、あるっちゃあるがレストランみたいな感じか
オープンスペースの普通のバーみたいな所のみ。
Mさんはバンコクと同じようにカラオケやMPが
あると思っていたらしく拍子抜けしている。
俺達が歩き続けているためバイタク兄ちゃんに
何度も何度も「ホテル何処だ?乗れ乗れ」と
言われるのを軽く無視しながら歩き続けた。。
そんな街を徘徊して約30分。。
Mさん「こりゃアカン」
俺 「ですよね。。(汗)」
Mさん「張り切って下山して来たのに」
俺 「折角だからさっきのバーみたいなとこで
一杯だけやりますか?」
Mさん「ん~、なんか違うんだよなぁ」
「今日は気分良いからヤリたいんよ(笑)」
俺 「もっと他に場所があるんですかね?」
Mさん「この辺の若い衆はXXXしないのか?(笑)」
俺 「そりゃあするでしょうね(笑)」
Mさん「そや!俺ちゃん!」
「さっき居たバイタクの兄ちゃんに
タイ語で聞いてみて?」
Mさんはどうしても赤線区域行きたいようだ。。
俺はさっきまではウザイと思っていた
バイタク兄ちゃんを呼び止めて
一か八か聞いてみることにした。
すると。。
あ~、オンナか。連れて行ってやろうか?(ニヤリ)
えーー!?連れて行ってくれるっ(複雑な気分)
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1話1分程度で読めますので是非とも m(_ _)m

【第1話】 俺
コメント
コメント一覧 (2)
さて、導入もばっちりですね😄
蛇の道は蛇、バイタクの運ちゃんさすが裏を知ってますね(笑)
ところで前回は運ちゃんにやられましたが今回は・・・
次早く読みま~す!!
俺
が
しました
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