前回の続き。。
「クワーン」の部屋から聞こえてきた日本人男性の声。
俺は何も言わずに黙ったままこの場を立ち去った。
あぁ。。なんとも言えないこの気持ち。
今思えば俺が入る時、アパート入り口のサボり守衛も
苦虫を嚙み潰した様な複雑な表情をしていた気がする。
「今はダメだ」とでも言いたかったのだろうか。。
「今はダメだ」とでも言いたかったのだろうか。。
同じく帰りもサボり守衛は言葉すら発さなかったが
「お気の毒に。。」という顔だったような(苦笑)
恥っ

さっきドアの隙間から冷蔵庫だけが見えた。
その冷蔵庫にはクワーンが俺がデジカメ撮影した
ツーショット写真をわざわざフォトスタジオで
シールにしてもらいドアに貼ってあったんだけど
シールにしてもらいドアに貼ってあったんだけど
その同じ位置に大きなミッキーマウスの
マグネットシール?で覆うように隠してあった。。
辛っ
辛っ

以下、本人に直接聞いた訳では無いため
予測ばかりで申し訳ないのだが。。
タイミング的に年末年始の長期休暇を利用し
予測ばかりで申し訳ないのだが。。
タイミング的に年末年始の長期休暇を利用し
前に言ってた2年付き合った日本人固定客(元カレ)が
クワーンを尋ねてタイに遊びに来ていたのであろう。
彼女の部屋には家族や友達以外では元カレ日本人と
俺しか入ったことが無い、と最初の頃に言っていた。
俺しか入ったことが無い、と最初の頃に言っていた。
思えば俺からお金を取らくても大丈夫だったのは
その元カレ日本人が帰国後も海外送金をし続けて
クワーンの生活を支えていたのかもしれない。
というか元カレではなく今カレだったのかも。。
というか元カレではなく今カレだったのかも。。
でもそれでいい。
俺にはそれがお似合いサ。
さようならクワーン。。
そして今までありがとう。。
まとまりのない〆で申し訳ないがこれが事実だ。
という訳で3週間前の ’’敗北の3本線事件’’ の日が
最後に彼女に会った日となってしまったのだ。
もちろん俺なりにも気になることは多い。
もし今が年末年始の長期連休期間じゃなかったら
今日の状況はどうなっていたのだろう?
もし俺との関係が継続中に元カレが来るとなった場合
クワーンは俺に何と言ってどんな行動をしただろう?
もし元カレを選んだ場合、俺は耐えられただろうか?
もし忘年会の2次会で彼女からの着信音に気付いて
電話を取っていれば?
もしタニヤで「Hさん」の接待をしていなければ?
もし俺が単身赴任なら。。
電話を取っていれば?
もしタニヤで「Hさん」の接待をしていなければ?
もし俺が単身赴任なら。。
もし俺が結婚していなくて独身なら。。
俺はクワーンのことを幸せにできていたのだろうか?
これが2002年12月末の出来事である。
「第5章 -完-」
【驚きの後日談まとめ】
3本線事件後に年が明けてしばらく経ってから
クワーンに1度だけ電話をしてみました。
でも呼び出し音は鳴っても電話には出ず
その後の折り返しもありませんでした。
でもその数日後、俺が住んでいるコンドミニアムに
俺が運転するクルマで駐車場に入ろうとした時
俺が運転するクルマで駐車場に入ろうとした時
向かい側の歩道をゆっくりと歩きながら
コンドを見上げるクワーンの姿を見かけました。
助手席には「K美」が一緒に乗っていたので
クワーンのことは無視をするしかなかったし
クワーンのことは無視をするしかなかったし
ちょっと怖かったのを思い出します。
何故来たの?
たまたま通りかかった?
俺が恋しくなった?
守衛になにか聞いたのか?
日本人彼氏が帰国した?
。。。何故来たの?
たまたま通りかかった?
俺が恋しくなった?
守衛になにか聞いたのか?
日本人彼氏が帰国した?
けどクワーンがあの日なぜあそこまで激怒したのかは
だいたいわかっています。
どうやら先輩達と行ったカラオケ『ドリーム』に
クワーンの友達が居たらしく、その友達から電話で
「俺らしきヤツが遊びに来てる」とチクられてしまい
「俺らしきヤツが遊びに来てる」とチクられてしまい
クワーンもハッキリ俺だとはわからないけど
確認したく何回も電話をして来たんだと思います。
そりゃクリスマスケーキを準備して待ってるのに
遅刻どころかお酒を飲んでひゃーひゃー言ってれば
怒るのは間違いないですよね(苦笑)
そりゃクリスマスケーキを準備して待ってるのに
遅刻どころかお酒を飲んでひゃーひゃー言ってれば
怒るのは間違いないですよね(苦笑)
実際バンコクのカラオケ嬢ネットワークは脅威だと
感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
年末年始は日本人彼氏が遊びに来ていたことも判明。
※これらは全て「I先輩」情報なので不明確
そしてこの事件から10年が過ぎた(2012年)頃。。
なんとクワーン本人からフェイスブック経由で
俺にダイレクトメールが届きました。
俺にダイレクトメールが届きました。
彼女が俺の本名を覚えていたことにビックリです。
「俺チャン!覚えてる?クワーンよ!」と。
フェイスブックの写真で色気のある大人の女性に
なっていることが確認できました。
その後、クワーンとはメッセンジャー上で
軽く何回かやり取りをしましたが徐々に途絶え消滅。
彼女は俺に今の状況など説明することは無かったけど
FBのメインページでスウェーデンの方?と
FBのメインページでスウェーデンの方?と
幸せそうに生活している写真がアップされていました。
その旦那さん?の実家も数回訪れているようで
インターナショナルな人生を送っているようです。
※田舎に元タイ人旦那との子供が居たはずだけど
FB内の写真には出てこず
しかし現在FBはアカウント削除されており音信不通。
でも幸せに暮らしていることを心から願っています。
皆様、お楽しみ頂けましたでしょうか?
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1話1分程度で読めますので是非とも m(_ _)m

【第1話】 俺
コメント
コメント一覧 (6)
面白かったです!
タニヤのネットワーク 確かに怖いです!(笑
俺
が
しました
濃ゆ~い、そして深~い内容の第5章お疲れさまでした!
これぞ「ザ人生」という俺さんの体験でしたね😃
よくよく考えれば結局は愛人関係…いつまでも続くわけもありませんもんね💦
次章も楽しみにしています!!
俺
が
しました
第5章お疲れさqまでした。
改定版は内容も濃くなり読みごたえ抜群ですねー。
この本売れますよ!
次章も楽しみにしてます。
よろしくお願いいたします。
俺
が
しました
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