前回の続き。。

会社メンバーで開催された忘年会の2次会へ出発。

soi39の内側に向かってシーロー(軽四輪)で移動。


ボォオオオオォ~~ッン!



このシーローと言う日本には無い乗り物を使い
皆で移動する時って結構テンションがあがる。

トゥクトゥク同様、爆音仕様なのが良い感じだが
大声を出さないと会話にならないのはチト残念。


M先輩「こうやって皆で乗るとバンコクに来た直ぐ
    ウロウロしてたの思い出しますよね!」

俺  「ホント楽しかったですよね!」

M先輩「あの頃は乗り方も行先も何も分からないのに
    一緒なら何でもできましたよネ!」

I先輩「また色々開拓したいよなぁ!」

M先輩「最近バラバラだから特に思いますよね!」

俺  「今夜はあの時みたいに弾けましょう!」

I先輩「だな!」
   「そら、もう着くぞ~!」


到着したのはソイの中ほどにある『ドリーム』と言う
こじんまりとしたカラオケクラブだった。

そこで以前遊んでいた時のようにVIPルームを借り
日本のカラオケを歌ったりルークトゥン曲で踊り
先輩達と2時間ほどのチョンゲーオを目一杯楽しんだ。


全員「お疲れ様でしたー。おやすみなさーい」


しっかり遊んでしまった。。


先輩方と笑顔で別れたあと、速攻バイタクを探す。


たまたま通りかかった流しのバイタクを捕まえたが
値段交渉なんかしてる間もないっ(汗)


バイタクおじさん「60バー。。」

俺 「あーっ、もう!100で良いよ!」


バイィィィーーーーーーーンッ!!


(だいぶ遅くなっちゃったな  )
(クワーンと居られる時間があまりないかも
(家には遅くなると言ってあるけどヤバいな 


ダッシュでクワーンのアパートに駆け込んだが
階段を上がりながら何気に携帯電話を見たとき
俺は踊り場で足を止めてしまった。。


その時、俺の顔は顔面蒼白だったと思う。


俺の携帯電話にクワーンからのミスコールが
20回以上あったのを見てしまったからだ。


(うわ、ヤバ。。
(こりゃだいぶ怒ってるな。。)


まぁそれでも「メリークリスマス!クワーン!」って
抱きしめてチューッとすれば機嫌も直るだろう。

クワーンは日本人の習慣や付き合いのことだって
よく理解しているはずだ。


俺は少しビクビクしながら2階までの階段をあがり
そーっとクワーンの部屋のドアを開けた。。


カチャ・・


俺 「メリーく。。」


しかし。。


クワーンは鬼の形相でベッドに座っていた。


そして俺を見た瞬間こちらに突進して来た。


しかも!

右手には包丁を握り締めている


鬼に金棒ではなく包丁。。


そしてクワーンにまくし立てられる。


「どこ行ってた!」
「なぜ電話に出ない!!」
「女だろう !!!」


比較的おとなしいクワーンからは想像もできない
廊下に響き渡る、クソでっかい声。。

皆さんは体験があるだろうか。。。

我を忘れた人間に包丁や拳〇を向けられたことが。。

この状況。。一歩も動けない。。

俺はまったく声も出せず、息を飲むだけで
クワーンを見つめた状態で立ち尽くしてしまった。


次の瞬間だった。。。


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【第1話】 俺