前回の続き。。

通常では発生しない ’’夜勤シフト’’ で疲労が溜まる。

つまらない日常が更につまらなく。。

そこで俺が編み出した気分転換方法!

それは『サイアムホテル』裏を通って帰ること。

でもそんな時間に一体何の息抜きがあると言うのか?

だってそこを通るのは午前4時過ぎだぜ?

※参照ポチッ↓ 『サイアムカフェ』は閉まってるだろう?


ふふっ。。ところがどっこい。。

このサイアムホテルの裏通りは0時ころを過ぎると
’’Gダイアリーの夜遊びマップ’’ にも載っている
’’立ち〇ぼゾーン’’ と呼ばれる有名な通りになるのだ。

それは曜日関係なく明け方まで続く。

そこをクルマで通り、フリーランスの女のコを眺め
ニンマリしながら運転し帰路につく。


ただこれだけっ(笑)

なんて可愛らしい息抜きっ(笑)


俺が夜勤明けで帰る時間帯も女のコは溢れ返っていた。

またまた俺さん。。 ’’溢れ返る’’ と言う表現は
ちょいとオーバーじゃありませんか?と思う
読者様も居るかもsr・・

否ッ!!!

具体的に実例で説明しよう。。

この裏通りの側道に女のコが並んで立っており
その背中側にずーーーっとブロック塀があるのだが
俺が昼間の明るい時間に同じ場所を通るまで
その塀に物凄いスプレーの落書きがあるのに
気付かなかったほど女のコが密に並んでいるのだ。

特にアソーク通りと繋がるパークソイ側は
女子サッカーの’’フリーキックの壁’’ が
グラウンドの端から端まで続いているのを
想像して頂いて間違いない。


それをここに来た男たちはどうするのか?


’’女のコ達の並んでる前を歩いて話しかける’’
俺のように ’’クルマから物色する’’ の2パターン。

もちろんクルマは女のコの品定めや交渉をするため
超スロー走行や停止をするので数珠繋ぎとなり
軽い渋滞が発生することも。

俺はもしかしたら「ゴップ」に会うのではないか?
なんて心配しながら、連れて帰る気も無いくせに
女のコを凝視したり「ショートいくら?」と
声を掛けたり、15分くらいの小さな楽しみとして
息抜きをしていた(今思えばしょーもなすぎる笑)

中には女のコをあっせんするオバさんが居て
どのみち断るのに意味のない値段交渉なんかもやって
夜遊びしている体?で満足していたのだ(笑)


そんな週末の夜勤明けのこと。。


いつものように女のコを眺めていると事件が起きた。


「キャァアアァ~ッ!!」


突然の女のコの悲鳴。


(何だっ??!!)


焦りながらも周りをよく観察すると
ソイの奥側で赤いランプが点滅しているのが見えた。


警察がパトカーで取り締まりに来たのだ


こいつは事件だっ!
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【第1話】 俺