前回の続き。。

「モッド」とは前話の電話が最後となった(涙)

しかし読者様に伝えておこう!

会話したのは最後だが彼女とのラストエピソードが
俺の胸の中にしっかりと残っている。


「K美」が一時帰国を終えバンコクに戻ってきた
初日のことだ。

調達してきた物資やお土産を床一面に広げて見ながら
日本滞在期間中の話を、あーだこーだ言いながら
部屋でダラダラ~っと話をしていた時のことだ。

俺の個人ケータイの着信音が鳴った。

ディスプレイには誰がどう見てもハッキリクッキリ
「MOD」と表示されているのが見える。


(何っ?もう俺のこと捨てたんじゃないのかよっ 
(連絡して来なかったのに何故このタイミングで 


「まずいな。。 」「どうする。。」と思ったけど
鳴り続ける電話に出ないのもK美に不信感を抱かれる。


アンタ、私が居ない間にヨロシクやってたな?と。


そこで俺がとっさにとった行動。。

電話の ’’通話ボタン’’ ではなく ’’通話終了ボタン’’ を押し
着信音を止めたうえで電話に出たように見せかけ
’’繋がってない相手と猿芝居で仕事の話をする’’ こと。


俺 「もしもしー(独り言)」
  「あ、お疲れ様です。はい。はい。。(独り言)」


が、その時だった!!


テレレンレン・テレレンレン・テレレンレンレーン♪


タイ全土でお馴染みとなるケータイ電話の着メロ
’’ノキアチューン’’ がもう一度部屋中に鳴り響く!

通話中(猿芝居)にもかかわらず、だ。

※参考ポチ→  ノキアチューン


モッドは数日前に俺にお別れを告げたにもかかわらず

言い過ぎたと思ったのか?恋しくなっちゃのか?
やっぱり会いたい!と思ってくれたのか?

なんと連続して2回目を掛けてきたのだ(絶句)

ヤバい、マズい、恥ずかしい、どうすれば!が
ミックスされて固まってる俺に降り注がれる。。

これが昨日ならどんなに嬉しかったことか。。


今日は空気を読んで欲しかった(涙)


これが日本人の夜嬢なら「取り込み中ね」と判断し
遠慮して2回連続では電話を掛けてこないだろう。

俺は人生最大級に気が動転してしまいK美の前で
「うぉっ!何で鳴ったの?」と訳の分からないことを
声を張り気味で言うしかできなかった。

K美は呆れ顔?で俺のほうを見たような気はしたが
それ以上は何も言われることはなかった。。

かなり変な空気にはなったが、ここではしっかりと
通話終了ボタンを長押しして電源OFFとしたため
これ以上の問題にはならなかった。

カメレオンの「矢沢栄作」なみの閃きで
無事に難を逃れたのだ。

いや、逃れてないか(涙)

。。。


それからしばらくして、年が明けた。

1月に開催された職場の新年会の2次会の場所が
モッドと出会ったカラオケクラブ『SHE』となり
行く機会があったんだけど彼女は在籍していなかった。

その日、俺が指名したコに聞いた内容からすると
年末に田舎に帰ってそのまま出勤して来ずに
突然SHEを辞めているようだ。(フェードアウト)

これもタイ人夜嬢あるあるのひとつ。


出会うタイミングって本当に重要だなぁ
と思わせてくれたモッド。

久々の独身時間にしっかり擬似恋愛をさせてくれた。

たまたま偶然に出会って気に入って結婚まで。。
となる人も多いだろう。

俺の周りでタイ人女性と結婚した方はホントに多い。


一期一会を大切に


うっすらお気づきの読者様も居るかも知れないが
俺はモッドに ’’既婚者’’ と言うことを隠していた。

久しぶりの独身時間で、とにかく「モテたい」と思い
この時は既婚がマイナス要素になると考えたからだ。

しかし効果がありすぎて?少々危なかった。。

今でも俺自身が思うことがある。

既婚者であることは隠さないほうが良い。

特に夜嬢からのサービスが変わることはない。

むしろ ’’遊んでない’’  ’’変な病気を持ってない’’ と
判断されて女のコから喜ばれる場合だってある。

子供が居る夜嬢も多いのでお互い様だろう。

毎晩タイ人彼氏の元に帰宅する必要があるため
’’ガッつかれず好都合’’ と思っているかもしれない。

そりゃ本妻と離婚してでもこのコをものにしたい!
と思っているのなら話は別だが、そんな根性のある
変わり者の駐在員は滅多にお目に掛ることは無い。

そんな俺も駐在員。

むしろモッドに俺の悪口を吹き込んだ友達には
心からお礼をしないといけない立場だったのだ。。

ワイ(合掌) 


俺のバンコク生活はまだまだ続くっ!

「第4章 -完-」

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【第1話】 俺