前回の続き。。

初めて訪れたトンローのカラオケクラブ『SHE』

「I先輩」「M先輩」が女のコを指名した後
俺はしんがり3番目に指名をしたのだが
ラッキーにもさっきエントランスで見かけた時から
「お!」っと思っていた女のコを指名できた。


その彼女のニックネームは「モッド」
日本語直訳で蟻(アリ)
ブリラム県出身の22歳
雰囲気は「ジェーン」に少し似ているけど
顔立ちはもう少し子供っぽくした感じで
バンコクに出てきて約3ヶ月とのこと。

※この嘘かホントか地方の〇〇〇〇から出てきて
 2~3ヶ月と言う夜の女のコに今後何人会うか(笑)


モッド「はじめまして。SHEは初めてですかぁ 


やはり高級店だ。

短期間で日本語の教育をしているのだろうか?
片言だけどそこそこの日本語で話しかけてきた。



俺  「はじめて来たんだよー」

モッド「なんか、ごめんね 
   「今日はもう酔っちゃって駄目かも 


先客の団体客にガッチリ飲ませてもらってるようだ。


俺  「モッドちゃんはお酒強いの?」

モッド「普段はあまり飲まないけど
    今日はイベントだから 

俺  「あー、なるほど。大変だねぇ」

モッド「でも大丈夫!指名してくれてありがとう 


そう言うと俺に抱き付いて来た。

民族衣装のほろ酔い女のコがべったりと甘えてくる。

さっきの『ギャラクシー』と言い、このSHEと言い
久しぶりのカラオケ遊びは最初からテンションMAX


ロイクラトーンイベントと言うことで店内には
水を溜めた桶があり、俺達も灯ろうを浮かべてお祈り。

なんか凄く貴重な体験をさせてくれた気になり
先輩方と「来てよかったなw」なんて盛り上がる。

更に中盤に入るともっと場が温まって来た。

さっきの団体客の流れから?なのか
女のコ達のドリンク一気飲みも始まり
更にアップテンポの曲で踊る踊る。

SHEは高級そうな第一印象だったけどコンセプトは
他のカラオケと変わらずこんな感じなんだろうか?

なんとなく聞くと、さっきのお客さんは
態度が悪くチップもくれなかった上に
女のコの身体を触るだけ触りまくって
最後は悪態ついて帰っていったらしい。

その鬱憤を晴らすかのよう
今ここで盛り上がっているようだ。

だが俺達にとっては好都合。

女のコ達はロイクラトンの民族衣装だったから
変な感じもしたが、年に1度しか体験できない
イベントだと言うことならばマイペンライ。

俺はこの数ヶ月間、夜遊びすることなく
指折り数えてこの日を待ってたのもあり
いつもよりややテンション高めで
先輩やモッドと楽しい時間を過ごした。


モッド「俺サン、今日一緒に遊びに行きたいナ

俺  「じゃあ、ペイバーしよっか~?」

モッド「私はペイバーできないから仕事の後でね


プライベートのお誘い。。更にテンションUPしたのは言うまでもない


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【第1話】 俺