前回の続き。。

愛の巣『ナサベガス』 AM4:00

「ゴップ」は正直に全てを話してくれた。。と思う。


俺の顔を黙ってジッと見つめていたが
また泣きだして俺に抱き付いてきた。


ゴップ「俺チャン、本当にゴメン

俺  「。。。」

ゴップ「奥サンもタイに来るし別れることも考えた
   「何度も何度も考えた。。

俺  「。。。」

ゴップ「でも、どうしてもサヨナラ言えなかった

俺  「。。。」
   「俺にゴップのことを悪く言う権利は無いよ」

ゴップ「。。。」

俺  「俺は既婚者なのに我慢して一緒に居てくれたし
    俺がもっとゴップのことを
    金銭面でも助けてあげられたら
    こんなことにならなかったと思うよ」

ゴップ「来月、奥サンがタイに来ることを
    意識し始めた頃から、俺チャンには頼れない
    自分で何とかしなきゃダメって
    思ってしまったの

俺  「悪いのは俺だよ。。」
   「正直に話してくれてありがとう」

ゴップ「。。。」
   「こんなワタシ。。もう嫌。。でしょ? 」 
   「別れたほうが。。良いよね。。

俺  「そんな風には思ってない。。よ。。」
   
   「ただ、本当に愛してr。。。」


この辺まで言いかけた時に色んな思い出が噴出して
俺も泣いてしまった。

カッコ悪いけど人生で初めて?嗚咽した。


。。。


どちらかが「別れよう」と言わなくても
どうすれば最善なのかは暗黙の了解。


俺達は夜が明けるまで色んな話をした。


初めて『トンクルアン』で会った時の第一印象や
お互いに思っていたこと
一緒にクラブで遊んだこと
俺の先輩たちのことやゴップの友達のこと
水掛け祭りのこと
ナコンサワンでの貴重な出来事。。

そしてブログには書き切れていない
楽しかったり悲しかったこと。。

何も分からない異国の地でゴップと出会って約5ヶ月。

俺達には思い出が多すぎる。。


でも朝までずっと笑ってたと思う。


もちろん今後についても話をした。

アパートを解約するならデポジットは全部あげること
俺が貸している?お金は返さなくて良いこと
もちろんお互い電話は掛けないこと。。。涙

俺が『サイアムカフェ』出入りの事実を知ったから
嫌気がさして冷めてしまい別れるのではなく
お互いの事情も考慮して今が最高のタイミングだ、と。


最後は良い気分でサヨナラすることが出来た。

たぶん。。


とにかくこんな俺にいつも良くしてくれたゴップには
本当に心の底から感謝している。


恨みや不満は一切ない。


それが全てだ。


この話は俺が29歳でゴップが24歳だった時の物語。

最後に会話した日から20年以上が経ってしまったけど
未だにフッとした時に思い出すゴップ。

ゴップもたまには俺のこと思い出してくれてるかな?

後に俺が移住を決めてしまうほど
タイランドが好きになった理由に
このゴップが一役買っているのは
120%間違いないであろう。

そんな彼女も今では44歳。。

どこでどんな生活をしているのだろうか。。

幸せであって欲しいと切に願う。


「第3章 - 完 -」


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