前回の続き。。

恋人「ゴップ」からの核爆弾級のカミングアウト。

俺が突然耳にした知らない日本人の名前の主とは
ニューペッブリー通り『サイアムホテル』敷地内の
出会い系カフェ『サイアムカフェ』で会ったと言う。


こんな事実があって良いのだろうか?


俺の中で ’’ゴップは一般人であり夜嬢ではない’’ が
優先され、そんな考えは一度も持ったことがなく
この時のショックは計り知れないものがあった。


恋は盲目。。


ピッタリ過ぎる程にピッタリだ。。

少し落ち着きを取り戻したゴップは色々話してくれた。

内容はザックリとこんな感じだ。。

3~4ヶ月ほど前にバイト先の友達「イン」に誘われて
初めてサイアムホテルのカフェに行き、客を取り
それから週1回程度カフェに出入りするようになった。

その直後頃に俺と『トンクルアン』で出会う。

だんだんと俺に好意を持ち始めて
’’売り’’ は辞めなきゃいけないと思っていたけど
毎月の家族への仕送りや自分の借金返済、
友達と住んでるアパートの家賃や生活費、
その他クラブ代や洋服代を稼ぐために
サイアムカフェの出入りを止められなかった。
それがだんだんと増え、週1回が2回になり。。
でも俺に嫌われたくない。。一緒に居たい。。と。

。。。

冷静に考えるとそりゃそうだろう。

トンクルアンでの夜4~5時間程度のバイトだけで
実家への仕送り + 毎週2回以上のクラブ通いをする
生活スタイルが成り立つわけが無い。

友達と割り勘とは言え、家賃も光熱費も必要。

バイトに行くためタクシーやバイタクだって乗る。

もちろんご飯だって食べるし、服だって買う。

たまに渡していた俺の気持ち程度の支援なんかでは
全く足りていなかったであろう。

俺には「友達とクラブに行く」と嘘を付き
サイアムカフェに行ったこともあったに違ない。


そしてこの ’’お金が足りない’’ と言うことに関しては
直接的にひとつ思い当たるエピソードもある。

ここ『ナサベガス』に引っ越しして来た直ぐの頃
クラブ終わりにゴップと一緒に部屋に入ろうとした時
俺の知らないタイ人の男2人が後を付けて来ており
部屋に押し入って来た。

ゴップの友達?強引な付きまとい?(ストーカー)と
思ったが、どうやら感じが違う。

ゴップはその男たちに静かながらも言い責められ
苦笑いしながらも相当困っている様子。

俺が「何だよお前ら!」って追い返そうとした時
男が俺に向かって一枚の紙切れを突き出してきた。

それは6,000バーツの借用書だった。

俺はそれを建て替え、その場は何ともならなかったが
街の闇金から金を借りていたのは間違いないだろう。


ゴップは更に話続ける。。


サイアムカフェで会った人とS〇〇する時は
絶対にゴムをつけて俺との差別化をしてたし
キ〇もNG、病院で性病検査やH_V検査もした。

昼間フリーで会ったり、恋心を抱くことはなく
本当にお金だけのため。。

どうしても俺に迷惑を掛けたくなかった。。と。


質問したのは俺だが必要以上に知りたくもない情報や
言いわけを並べられたが、あまり頭に入ってこない。


俺の知らない、もうひとりのゴップが存在する。。


しかし俺はこれ以上ゴップのことを怒ったり恨んだりはしなかった


次回ラストエピソード。
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