前回の続き。。

クズ野郎「俺」の大作戦発動!

家族がタイに来ても密会できる場所の確保!

「ゴップ」にゴップ専用のアパートを借りてあげる。


即決即断!早速、次の休みの日にゴップと2人で
バンコク市内にあるアパートを探しに行った。


しかし住めれば何処でも良いと言う訳ではなく
一応だが物件の条件がある。


・俺のアパートが近く、バイト先に簡単に行ける距離

・小さくても良いから市場(屋台)がある

・もちろんゴップだけが住むのだが、何かの拍子で
 俺が泊まりに行っても問題ないようエアコン付き

・新しく室内が清潔なら尚ヨシ

・予算はMAX月5,000バーツ


これなら安月給の俺でもなんとかなるはずだ。


そんな条件でもアパートは半日で見つかった。


プラカノンやオンヌット周辺を3ヶ所ほど周って
最終的に決めたのは、ニューペッブリー通りと
ピーディー通り(soi71 プラカノン)が交差する
クロンタン交差点を少しだけ北上した所にある
コンドミニアムのようなアパート『ナサベガス』

※2022年現在も存在しておりエアポートリンクの
 『ARLラムカムヘン駅』の目前。

このナサベガスはホテルとアパートの2つを
道路を挟んで経営しており、建物も大きいため
以前からここにあるのは知っていた。

ちなみにどこのアパートも建物内に管理事務所があり
飛び込みで行っても直ぐ空いてる部屋を見せて貰える。


俺  「ここ、予算内で綺麗だから良いね」

ゴップ「うん、決めちゃおうか~ 


手続きは本当に簡単で金さえあれば即入居だ。

2ヶ月分のデポジットと最初の1ヶ月の家賃
計12,000バーツ。

これから生活を始めるのに必要であろう
簡単な日用品の準備のため『ロータス』で
5,000バーツほどを使う。

トータルで約17,000バーツは支払ったが
そんなことはどうでも良かった。

これでいつでもゴップと会える
’’俺達の秘密基地’’ が手に入ったんだ。

しかも室内はめちゃくちゃ綺麗で清潔。

俺が今住んでいるサービスアパートよりも
だいぶん部屋は小さかったが何の問題もなさそう。

アパートの1階はテナントになっていて
24時間営業のコンビニも併設。

他にもタイ人の女のコがよく利用する美容院や
コインランドリーを併設したクリーニング店、
更にタイ飯食堂もあり、かなり充実していた。

俺が会社から支給されているサービスアパート代の
差額を給料として貰えるのならここに住んでも良い
と思えるほど気に入った。

ゴップも友達と一緒に狭い部屋で生活しているのが
少々煩わしいと思っていたため、とても喜んでいる。

それとも俺と同じように初のバンコク一人暮らしに
希望を抱いているのか笑顔が絶えない。

もちろん半永久的に家賃は掛からないことも
大きな理由なのは間違いない。

我ながら良い投資だ。


これでゴップとずっと一緒に繋がっていられる、と思っていた。。


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