前回の続き。。

「ゴップ」の実家ナコンサワンで弟の出家式が終了。

来た時と同じように友達「ニン」と3人で帰路に。

行きと同じく俺の運転でバンコクまで戻って来た。

怒涛の2.5日間と運転で疲れたから今日は解散。。
と思っていたが、ここにゴップのバイト先の友達
「ジーン」と「イン」が合流。

そう、この2人が来たと言うことは。。


もちろん ’’飯 + クラブ’’ のお誘い（苦笑）


ゴップと仲良くなったキッカケがクラブのように
この頃の彼女達はクラブにドハマりしていた。

しかも ’’俺が一緒だとタダで遊べる’’ と考えている。

最近は一緒にクラブで遊ぶ回数が減って来てるから
ここぞとばかりに俺を有効利用したいのは承知。

ゴップも「流石に今夜は。。」みたいな様子だったが
俺に一応「どうする？」と聞いて来た。

通常だと仕事の前日に深夜まで。。と怒りがこみ上げ
楽しめなかったり、後悔まですることもありそうだが
ナコンサワンで改めてタイ人のルーツや良さを知り
もっとタイ人と接して色々吸収したいと思った俺は
この提案を受け入れた。


遊びと仕事を両立させる。。これが俺のスタイル！


いや、タイはバンコクも地方も文化も最高だぜ！と
無理やり思い込もうとしていたのかもしれない。

最近俺が何をしていても心の奥深くで
常に考えてしまっていることが原因だ。。


’’Xデーがもう間近’’ 


家族がタイに来てからは何もできない。。

今のうちにできることをやっておかなければ。。

。。。


クラブ遊びが終わったあと友達とは現地解散し
いつものようにゴップだけが俺の部屋に来た。


ゴップ「遅くなっちゃったね 」
　　　「早く寝ないと  555」

俺　　「先にシャワーするよ（笑）」

ゴップ「。。。」

俺　　「どした？」

ゴップ「ずっとこんな感じで居られたらなぁって」

俺　　「。。。」


なんとツンデレのゴップはナコンサワン滞在中や
クルマの中やクラブでは一切口に出さなかったが
俺と同じようなことを？考えていたようだ。

ゴップに家族がタイに来ることは伝えてあったから
それなりの覚悟はしていたと思うが
直前となると少し動揺しているのが分かっていた。

ゴップも離れたくないと願っていてくれたが
こればかりはどうしようもない。

だからと言って自然に別れられるわけも無く。。


俺も一緒に居たい。。

でも来月には家族が来る。。

もちろんゴップと別れなければならない。。


俺の楽しいバンコク生活もジ・エンド


ここで俺は少し前から思い描いていた
ある作戦を提案をした。


バンコク生活充実計画 ’’第3弾’’ 発動っ！


俺　　「あのサ。。」
　　　「今、友達と住んでるところを出られない？」

ゴップ「。。。大丈夫だけど。。私どこに住むの？ 」
　　　「あっ、俺チャンと一緒に住むの？  」

俺　　「いやいや、それはダメだけど。。」
　　　「ゴップにアパート借りてあげようかなって」

ゴップ「えーっ？ホントに！？ 」
　　　「それなら奥サンが来ても会えるね  」

俺　　「ゴップも友達と同居してると
　　　　気を使うって言ってたでしょ？」

俺　　「この提案、どうかな？」


言い方は悪いが俺はゴップを ’’囲う’’ ことに決めた。


俺の日本の給料（手取り約20万円）ではありえないが
数ヶ月タイでひとり暮らした生活費から試算すると
ここタイランドでは何とか成り立ちそうなのだ。

家族に対して本当にクズ野郎だと思うけど
もうどうにも気持ちを止められない。。


俺達はバンコク市内のアパートを探しに行くことにした


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