前回の続き。。

俺は「ゴップ」とナコンサワンに行くことを決意。

家族に嘘までついてGETした、ひとりの時間の延長。

それももう残り1ヶ月。


これを活かさないようでは意味が無い!


タイの地方は未だ行ったことがない。

ソンクラーン休暇明けに「M先輩」から聞いた
カンチャナブリー県の話は興味をそそるものばかりで
「俺もいつかタイの地方に行ってみたい!」と
よく考えるようになっていた。

少しでもやりたいと思ったことは行動しておかないと
絶対にこの先で後悔するのは目に見えている。


そしてこれを俺の家族がタイに来る前の
最終ビッグイベントにしよう!と。。


帰郷はゴップの友達「ニン」も一緒とのこと。

このニンはゴップと同じナコンサワン県の出身で
バンコク郊外にある冷凍食品を製造する工場で
事務員さんをしている、と紹介してくれた。


当日、朝7時に俺のアパートに集合し出発することに。


移動手段はニンのクルマ ’’カローラ・アルティス’’ 


ニン 「今日はよろしくね ♪ 彼氏さん ♪」

俺  「こちらこそよろしく」
   「クルマかっこいいね〜」


デザインに古さは感じられるが磨かれた赤いボディに
ちょうど良い感じのローダウンに社外製のホイール。

エアロパーツのブランドまでは分からないが
いかにもクルマ好きってのが伝わって来る。

運転は俺とニンの交代。

バンコクから北へ約250km 。3時間の予定だと言う。


いざ行かん!ナコンサワンへ!


俺もクルマ好きなのでちょっとマニアックな話や
全員が大好きなクラブの話で車内も盛り上がり
郊外の良い景色を見ながら、あっという間に
ゴップの故郷となるナコンサワン入りとなった。

バンコクとは明らかに違う空気感。


(これがゴップの育った町の景色かぁ。。)


見上げるようなビルは無く、歩いてる人も少なく
タクシーなんか1台も走っていないナコンサワン。

バンコク生活に慣れてしまっていたのか
凄く空気が美味く感じる。

そしてどことなく懐かしい感じ。。


(本当に来てしまったなぁ。。)


結局運転はずっと俺だったが全く苦にならなかった。


大通りから少し赤土の増えてきた小道を
数キロ走ったところにゴップの実家があった。

クルマが3~4台は停まりそうな広い庭先。


(わぁ。。大きな家だな。。)


ゴップの実家は通風や洪水回避に優れた高床式で
俺の中でのザ・タイランドのイメージ通りの家。


一番にクルマから降りたゴップは「待っててね♡」と
言ったと思った直後に、俺達の返事も待たず
サッとひとりで家の中に入る階段を上がって行った。


俺は庭で一服することに。


( ´ー`)y-~~  ふぅ~。。


タイ人がリアルに生活している雰囲気が伝わってくる。

3ヶ月前に行った「ジェーン」のアパートの比じゃない。


ゴップ家周辺の感じは好きと言うか凄く落ち着く

俺は ’’超’’ 田舎の出身なので知らず知らずの間に
バンコクの都会生活に疲れていたのかも?しれない。

赤みの掛かった砂利交じりの土地に木造高床式の家。

塀の代わりに?木々が囲っている。

なかには背の高いマンゴーの木もあって
「シーズンが来ると最高に美味しい」と
ニンが教えてくれた。

敷地の奥側には家庭菜園?があるようだ。

家自体は新しいとか立派だってことはないが
床下の物置のような場所も綺麗に整理されている。

中でも気になったのは大きな植木鉢の中に水を入れ
ネオンテトラらしき魚を数十匹泳がせていたが
水草や底に土(泥)こそ入っているものの
ヒーターやエアーポンプがどこにも見つからない。

天然の熱帯魚はこれで大丈夫なのか?

少しだけアクアリウムをかじった俺からすると
この環境の植木鉢の中で魚が元気に泳いでいるのは
違和感を感じると言うか奇跡にすら思えた。

「ヒーターやポンプなんて飾りです」
「偉い人にはそれが分からんのですよ」

とでも言われている気分だ。

放し飼いの犬も数匹いる、でもこれは野良かな?

更に庭には黒いニワトリが2羽歩いていて
思わずニヤけてしまった。

ゴップやニンにこのダジャレを説明したいが
難し過ぎて出来ないもどかしさ(笑)

道路を挟んで向かいの家は黄緑色の外壁。

少し離れた隣の家はド派手な水色とピンク色の外壁。

(お前らどんなセンスだよw)

でもそこに住む人は俺達がやって来たことを
歓迎するかのように笑顔で出迎えてくれた。


この雰囲気。。好きかもしれない。


この時からだろう。。俺が ’’スローライフ’’ に憧れるようになったのは


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